別に誰かの愛がもっと重いか、誰かが主人公に何をしたのかの問答じゃないと思うよね。
冬エンド、あるいはノエルエンドがないのを納得できない理由について、本当の問答は瑞羽がどんな人を上手く知っていないじゃないかな。
真相ルートの最後の三時間以外に、彼女は堅い人、いい人、そして主人公を思いながら何かを隠している人としか知らないし、真相ルートの最後でも、
彼女の愛が重い、そして彼女は積極的にその愛を放棄しないと分かるだけ。でもノエルの愛も同じぐらい重くて、主人公と共にいくつの修羅場を乗り越えた(特に春エンドの方)。
その上、ノエルと違って、「今の」瑞羽の好み、物事についての見方、他にも色んなことを、プレイヤー達はもちろん、ルイ自身さえも知らないではないでしょか。
少なくとも自分は「今の」瑞羽と「過去の」琴里(あるいは今の琴莉?)はルイへの愛を除いて全く違う人だと思うの。
その七年の離れた時間、そう簡単に埋めないと思うのは私一人だろうか
だから最後のrainsが出た時、瑞羽に不公平さえ感じたのに、まさか彼女が真ヒロインだとは思わなかった。
そういうことにするならルイと彼女のあの夜の会話をもっと書けば良かったかな。