エリン「らぶChu☆Chu!カウントダウンボイスじゃ。今日で3回目じゃぞー。どんどんどんぱふぱふぱふ〜
    今回は、カオスヘッドのデンパ歌姫こと、こやつじゃ」
あやせ「その口づけの味は、ほろ苦いビターチョコレートのようで。甘き死よ、来たれ。そして、私をとろけさせて」
エリン「いきなりデンパ全開じゃな。そもそも、妾の質問を先読みして答えるとは小癪な。まず自己紹介せんか」
あやせ「岸本あやせ。人は私のことを、邪心に祝福された女と呼ぶわ」
エリン「けったいな二つ名じゃのぅ。厨二病ポエマーと改名せい」
あやせ「それもいいわね、退廃的だわ」
エリン「退廃的かのぅ……。まあよい。で、おぬしの理想のキスのシチュエーションはチョコレート味なのかえ?」
あやせ「場所は学校の屋上。季節は夏。できれば、8月の15日。彼岸への扉が開く日。その夕方
    天気は雨。ざあざあ降り。私も彼も、全身びしょ濡れ」
エリン「そこまで細かく指定するとは、まさに妄想が爆裂しとるのぅ」
あやせ「私は涙を流す。涙の理由は、特にどうでもいい。彼は私を抱きしめる。そして私たちは、互いの唇を求めあうのよ。獣のように。激しく」
エリン「それなんてエロゲじゃ?」
あやせ「そのキスの味は、涙の味」
エリン「さっきチョコレート味と言ったではないか!」
あやせ「そして私たちは、口づけをしたまま、フェンスを乗り越え、墜落するの。その先にあるのは、誰も見たことがない場所。シュタインズ――」
エリン「それは別の話じゃ!」
あやせ「カオスヘッドらぶChu☆Chu! 発売まで、あと5日よ」
エリン「人の話を聞かんかー!」