エリン「カオスヘッドらぶChu☆Chu!本日発売じゃー! どんどんどんぱふぱふぱふぅ〜! めでたいのぅ、めでたいのぅ」
拓巳「ふひひひ……ふひひひひひひひ……」
エリン「ううん? このキモい笑い声は……らぶChu☆Chu!の主人公、西條拓巳ではないか!」
拓巳「ついに……ついにきた。僕がずっと待ちわびていた、ハ、ハーレムゲーがきたーーーー!!」
エリン「まあ、ある意味では間違ってはおらんのぅ」
拓巳「まあ、僕にしてみれば遅すぎたくらいだよ。前作で散々な目に遭わされたんだから、僕にはハーレムを作る権利があるっ!!」
エリン「で、姉様のことはどうするのじゃ?」
拓巳「いや、星来はもういいんだ。ぼ、僕は脱オタして、三次元女子とらぶらぶChu☆Chu!するからね! ふひひひ」
エリン「このたわけ! どたわけ! くそたわけぇ!」
拓巳「ふひ、エリンがどれだけ罵っても僕にとってはご褒美――じゃなくて、ぼ、僕の信念は揺るがないよ! そもそも、既に二次元との恋愛は経験済みの僕に隙はなかった! そうさ、ファーストキッスは静電気の味だったさ文句あるか!」
エリン「つまり、TVモニタにChu☆Chu!したんじゃな」
拓巳「それだけじゃない……ポスターや抱き枕とだってChu☆Chu!してきたんだ。キ、キスの経験だけはかなり多いぞ!」
エリン「これはひどい。おぬし、いろんな意味で吹っ切れすぎじゃろ」
拓巳「ふひひ。そんな僕が、つ、ついに三次元女子とガチでイチャイチャする権利を得たんだ。こ、これを利用しない手はないでしょ、常識的に考えて
   だから、悪いけどエリンや星来の相手をしている暇はないんだ。待ってろ、ぼ、僕のリア充生活! ノーらぶChu☆Chu!ノーライフだぁ!」
エリン「この暴走は、もう誰にも止められんかもしれん……」
拓巳「ふひひひ……ふひひひひひ……」