>>235
↓のコメントのことかな。投げっぱみたいに思われる終わらせ方のことだと思う

打越鋼太郎
今回の作品……サウンド、グラフィック、システム、およそすべての点に於いて 今までで最高のクオリティが保たれていると思います。
スタッフのみんな、関係者の方々、全員が一丸となって全精力を注ぎ込んだといっても 過言ではありません。このことは確かです。
もちろんシナリオも同じで、ぼくも、他のライターさんも、一切の妥協を許さず、 精一杯この作品に取り組んできました。
誇張表現でも何でもなく、本当に、 心身ともに満身創痍になるほどの戦いでした。
しかしながら、努力の量と評価の高さは必ずしも一致するとは限らず……。 ぼくが今いち自信を持てないのはそういった理由によります。
ところで、ぼくは今回、infinityシリーズの3作目にして初めて企画原案を行いませんでした。
つまり、いちライターとしてRemember11というプロジェクトに参加したというわけです。
ですが、正直に言うと、原案をやるのとやらないのでは大違いであったというのもまた事実です。
ここだけの話ですが、監督さんとぼくの間には、しばしば激しい軋轢が生じたりしました。
お互いが「プレイヤーのことを最優先に考える」という点では共通していたのですが、 その方向性が全く逆になってしまったのです。
無論、どちらが正しいとか、正しくないとかそういう問題ではありません。 それぞれ、表現者としての信念が、真逆のベクトルになってしまった……ただそれだけのことです。