【アルテミスのさだめ】
むかーしむかし第一次ドルーア戦争の時代
田舎町アリティアのアンリという若者がアカネイアの王女アルテミスと恋に落ち
賢者の試練を乗り越え光輝く神剣ファルシオンで暗黒竜メディウスを見事打ち倒した。
しかしアカネイア聖王国の貴族達は
卑しい出の若者が王となることを快く思わず、アルテミスにカルタスとの婚礼を勧めた。
アルテミスは王家に伝わる掟ゆえに、拒む事は許されない。
結局、アンリには何も告げずに婚礼を受け入れた。
アンリはアルテミスへの愛を貫いて生涯妻を娶ることはなかった。
「ファイアーエムブレムによって王家が回復できた時、その代償として最も愛する者を失う」
これがアルテミスのさだめとして伝わっている伝説である