>>107
【フェアリア・クロニクル・オンライン 〜妖精姫の祈り〜】シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
作中一番最初に登場した「クソゲー」。通称フェアクソ。
VRゲーム黎明期に発売されたRPGのオンラインリメイクなのだが、大元のリメイク元が既にクソゲーだったらしく、
・大小様々な予測不能なバグの嵐(壁抜けバグや見えないモンスターなど)
・異常に悪辣な敵AIに対し、味方のAIはポンコツの極み(高度な包囲殲滅作戦を仕掛けてくる敵と、延々壁に回復魔法をかけつづける味方)

など、システム面で既にヤバいのだが、何より凶悪なのはストーリーの方で、
メインヒロインであるフェアリアが、ゲーム史に残るレベルの悪女というとんでもない奴で、

・メインシナリオもサブシナリオも問題発生の原因の9割はフェアリアの行動の結果
 (フェアリアが何かしらの問題行動を起こし事態が悪化→味方の誰かが死ぬ→なんやかんやで邪神のせいになる)
・フェアリアの機嫌を損ねるとストーリーが進まなくなるばかりか、全NPCから理不尽な罵倒を食らうようになる
・必死でフェアリアの好感度をあげようとすると、マップの端から端まで横断しないと手に入らないレアアイテムを要求される
・味方は基本的にフェアリアの行動によって死ぬ。というか主人公と良い仲になった奴ほど率先して殺される
・それに対してフェアリアは一時的に涙を流すのだが、何故か全ては邪神が悪い事になり、
 更にしばらく経つとフェアリア自身がそのことを忘れるので、一切反省しない
・フェアリアが戦闘で死ぬと強制ゲームオーバー。そして戦闘バランスは上の通りである。

など、最早スタッフの頭湧いてんじゃないか的なクソになっており、ユーザーからは
「フェアカス」「痴呆」「アバズレ」「邪神さんかわいそう」「ラスボスよりヘイトを集めた女」「真の邪悪」とまで罵られ、
挙句の果てに、ラスボスを倒してエンディングが始まるまでの3分間は、フェアリアに無制限で攻撃出来るという仕様が発覚し、
この3分間だけがこのゲームを購入する価値とまで言われた。(フェアリア本人はムービーに入ってるので無反応だが)

主人公にして、数々のクソゲーを踏破してきたサンラクをして、クソゲーに対する燃え尽き症候群に陥らせ、
漫画版では「二度とやらない」の棚にぶちこまれ、この傷を癒やすために神ゲーと称される
本作の舞台「シャングリラ・フロンティア」に手を出す事になるので、割と重要な存在である。
……実はシャンフロとフェアクソは同一スタッフの開発であり、
やっぱりスタッフの頭は湧いていた事が後々に判明するんだが。やはりシャンフロもクソゲーなのでは?

『ああ、精霊達が解放されていく……世界に色が………貴方のお陰よ、本当にありがとう………!!』
「ついでにお前もくたばれやアバズレがぁぁぁぁぁ!!!」