一見東京に暮らす現地住民と何ら変わらぬ容貌をした逞しい体格の学生。
しかし秘部こそが彼の神器であり、その身に表出した唯一の転光生としての証。
その神器は「役割」に従い定められた対象に対する強大な「結合」の「権能」を帯びている。
本人に秘匿の意志は無く、決まりに従い転光生の証たる神器をさらけ出そうとすると周囲の人物が過敏な反応を見せることに困惑している。
一様でない周囲の意見に翻弄される悩みの最中、転光生の決まり事を巡る抗争に巻き込まれることとなる。