中国最大のCtoCサービス・淘宝(タオバオ)でBL小説を販売していた女性BL作家の劉氏。
2017年11月から今年5月23日まで7000部売り上げ、その売上高は15万中国元(約245万円)となるという。
しかし、この本について政府当局は暴力や性的倒錯、虐待、侮辱やその他の行為が多くあり、
「暴力、虐待、侮辱、変態の極み」「非常に見苦しい」として、「わいせつ物伝播罪」で作者の劉氏を逮捕。
その後、淫らな物品を製造、販売し、私利をむさぼったとして懲役10年6か月の判決を受けてしまった。
日本ではもちろん、中国でも年々高まっていたBL人気。このニュースを受け、中国国内からは
「女児監禁で懲役1年半、強姦で懲役3〜5年、妻殺害で懲役6〜7年、エロ小説を書いただけで懲役10年半、この子が可哀想」
「女優のファン・ビンビンの巨額脱税は罰金を払って刑事責任を問わない。不公平だ」といった劉氏を擁護する声が高まっているほか、
日本のBLファンからも「BL描いただけで懲役10年半って…まじで怖い」「ひどすぎる。理解もしたくない話」「BLが目の敵にされてるの?恐ろしい」
といった声が寄せられている。