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3歳児暴行死 母親に懲役4年
08月04日 18時07分

おととし、京都市右京区の集合住宅で当時3歳の長男に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた母親に対し、京都地方裁判所は懲役4年の判決を言い渡しました。

京都市右京区の集合住宅に住んでいた小野詩織被告(23)は、おととし12月、自宅で、3歳だった長男の慈安くんに暴行を加えて死亡させたとして傷害致死の罪に問われました。
4日の判決で、京都地方裁判所の入子光臣 裁判長は「長男を手で殴る、つねるなどといった暴力を繰り返し、これが日常化する中で犯行に及んでおり、偶発的とはいえない。長男に寄り添うことよりも自分の気持ちを優先させた身勝手なものといわざるをえない」と指摘しました。
そのうえで、「育児をほぼ1人で担い、夫から暴力まで振るわれていて同情できる点もあるが、親族や公的機関に相談するなど、とり得る手段をとらず、動機や経緯は相応に非難されなければならない」と述べ、懲役4年を言い渡しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200804/2000033237.html