トイレの高窓から侵入、「キャッツ」の異名…泥棒の無職女を送検
2020/08/08 11:55

 栃木、茨城両県で窃盗を繰り返したとして、栃木県警などは7日、茨城県常陸大宮市抽ヶ台町の無職の被告の女(34)(住居侵入罪と窃盗罪で公判中)を近く、窃盗容疑などで水戸地検に送検し、捜査を終結すると発表した。


 発表によると、女は2018年12月〜今年4月、栃木、茨城県内で空き巣などを43回繰り返し、現金や貴金属、ゲーム機など計約210万円相当を盗んだ疑い。「仕事がなく、生活費や遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めている。

 県内では、大田原市や那珂川町、那須烏山市など県北東部の被害が多く、人家のまばらな農村部に集中していたという。トイレ上部の高窓から侵入するなどの身軽さから、捜査員たちは容疑者を「キャッツ(猫)」などと呼び、捜査を進めていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200808-OYT1T50131/