★★★先週の岡村氏のラジオでの謝罪を受けて思うこと★★★

内容:
具体性がないにしても「変わらないといけないこと」を番組内では強調し、
過去を振り返り、変化を促す内容であった。
今後はどう変化していくのか、が重要なテーマである。
これを契機に、岡村氏やニッポン放送などが率先して、社会の中で女性が困窮に苦しみ 身体、性を販売しなければならない異常な社会構造があることを改善するため
具体的な行動を起こしてほしい。
相変わらず、政治や社会運営の決定権者は岡村氏など男性中心で、
それゆえに女性の福祉も極めて残余的で粗末なものとなっている。
つまり、岡村氏には早く混乱期から立ち直り、謝罪の意識をどう次の言動につなげていくのか、 ということが問われている。
自身の影響力の大きさを自覚し、彼らの思いも背負いながら、
言動で姿勢を示していく責任があるはずだ。
ラジオの影響力、リスナーたちの影響力の大きさを考えると、
差別や人権侵害が再生産されない具体的な言動を心からお願いしたい。
いずれにしても、今日も苦難に苦しむ人たちがいる。
そのような方たちを傷つける言葉がこれ以上、社会の中に溢れ返らないようにしたいものである。

藤田孝典 (反貧困ネットワーク代表)