数々の賞を取ったり2018年に実写映画が作られたりした
架空の国の入国管理官として働く大ヒットインディーズゲーム
『Papers,Please(ペーパーズ、プリーズ)』行きます。
私がプレイしたのはsteamで購入したPC版です。
いつも通り端折ったりいい加減な部分もありますがご容赦を。
ちなみにペーパーズプリーズの意味は、入国希望者に最初に言う
「書類を渡してください」という意味です。

『登場人物』
(主人公)
家族を自分の賃金のみで養う苦労人。
国境検問所に勤める入国管理間として働くようになった。
ゲーム中名前を入力する事も、名前で呼ばれる事もない。
冷徹なまでに厳格な仕事をするか、時には人情を見せるか、
国に尽くすか、国を裏切るか、全てはプレイヤー次第。

(母・妻・娘・叔父・姪)
主人公の家族たち。主人公は大事に思っているとは思うが
正直言ってゲームシステム上で何かの役に立つことはほぼ無い上に
彼らのために食費等がかかるのでお荷物でしかない。
そのため、とあるゲーム紹介記事の中で
「適度に家族を殺して維持費を減らそう」と書かれる始末。
とはいえ、自分以外の家族が全滅すると
「仕事は養う家族がいる者に優先的に与えられるので君はクビだ」
という事でバッドエンドになるので、ある意味欠かせない。

(ジョルジ)
憎めない奇妙なおじさん。始めて入国してきた際には
「アルストツカは最高の国だ、だからパスポート必要ないだろ?」
とか言うので問答無用で追い返したのだが、
その後なんと作りのパスポートで入国しようとしてきたり
ようやく必要書類を揃えてきたかと思ったら
薬物を密輸しようとしていたので捕まえると
数日後にまた何事も無かったかのように入国しようとしたりとする。

『本編』
西暦1982年のある日。共産主義国家アルストツカに住んでいた主人公は、
こんな手紙を受け取った。
「おめでとう、君は勤労抽選に当選した。
速やかに、グレスティンにある国境検問所に向かうように。
君たち一家にはグレスティン8等級の住居が割り当てられる。
アルストツカに栄光あれ!」
勝手に仕事を決められるという共産主義ならではのシステムにより、
いきなり入国管理官という難しそうな仕事をすることになった主人公は
一家で引っ越した。