(革命エンド)
それを聞いた主人公は強烈な危機感を覚えた。
何しろ主人公は、本当に反政府組織に協力していたのだ。
反政府組織『エジック』は、腐敗したエルストツカを倒し
新しい国を作るために戦っている。
そのエジックから手紙を受け取った主人公は、
ある時は暗号を解読して出てきた名前の人物を無条件で入国させ、
ある時はエジック構成員を暗殺しようとする殺し屋を
パスポートに毒の粉末をつけて毒殺し、
ある時はコレチアとの会合を妨害するべく
会合に来た外交官のパスポートを没収し
外交官に成りすまそうと整形手術を受けた人に渡したりと、
革命のために協力していたのだ。

亡命エンドと同様にジョルジから偽造業者の話を聞いて
オブリスタン人のパスポートを没収していたのだが、
テロリスト調査の前日に
エジック工作員がこんな手紙を渡してきた。
『今日、国境の壁は破壊される。君は安全だ。発砲は控えよ』
これを読んだ主人公はとりあえず仕事をしていると、
いきなりテロリストが突っ込んできて警備員を全滅させ
その中の一人が爆弾を仕掛け、壁を爆破した。
それを見た入国希望者たちは壁の穴に殺到した…
こうなったらもうテロリスト調査どころではないだろう。
主人公は助かったのだ。後日エジックからこんな手紙を受け取る。

『素晴らしい日だ!国境が爆破されて以来
アルストツカの勢力は衰え、エジックはさらに勢いを増した。
さて、君たち一家には今よりも良い待遇を用意してある。
我々には入国管理官ではなく革命のためのエージェントが必要だ。
さあ、我々と共に革命を成功させようではないか!
新アルストツカに栄光あれ!』