ゲームのストーリー展開は必ず
プレイヤー自身のやってみたい行動に対する結果によって成り立つ

北へ進み続けたら、洞窟が見えて来た
入って見ようか?
入ったらこんな出来事が起きたんだ

何故洞窟へ入ろうと思ったのか?
そこにはどんな背景が存在するのか?
そこをたどるとゲーム目的にまでたどり着いて来る

こんな目的を達成する為に旅に出た主人公
その目的を達成する為には、行かなければいけないもの
目的を阻んでいる壁

そこで行動するプレイヤーは完全に主人公キャラと同一の存在と考えていい
主人公の思い=プレイヤーの思い
になる

何を思って誰に話を聞きに行ったとか
試したかった事も気になった事も、失敗した体験もすべて物語

>小説にしたら態々書かないストーリー
小説にする場合、起きた出来事や情景を伝える上で
登場人物のとった行動や思いは実は大事で
主人公がどんな思いをして、何を思って、薬草を2個買ったのか?
そこまで書き込めれば情景として読者へ伝えられる

上から強引に押し付けるような今のゲームのストーリー展開は
そういう細かな情景の描写は出来ないはず

逆に言うと、本来のストーリー展開には、プレイヤー=主人公の思う気持ちや
事細かな情景が物語性として確実に存在している訳で
語り手の目線の物語性として