>>163
もっと言えば、今のゲームのストーリー展開は
ただ起きた出来事の羅列で、それをたどらされているだけ
何の感情移入も出来ないし、何の情景も伝えられていない

何故そうなるか
何故小説では出来るのにゲームで、小説のようには出来ないか?
というと、それはゲームの特性によってそうなってる

ゲームは行動の選択権の一面をプレイヤーに渡さなければいけないから必然的にそうなる
小説では、すべての描写、全ての感情、全ての情景を筆者がすべて決められるから
だから登場人物Aが何をしようとして、それでどう思ったのか?
それでどうしようと思ったか?
全て決める立場にいる

ゲームではそうではない
ゲームでは感情の一部分を仮にゲーム作者側が決めたら
実際に行動する事になるプレイヤーに決定権を引き渡したら
今度はプレイヤーの思考になる
でも、引き渡される前段階でプレイヤーの考えてもいない全然別の思考での行動原理での思考を渡されるので

もしも仮に、主人公キャラがヒロインを助けたいんだ!と言って
そしてその後の行動を(ヒロインを助けるために命を懸ける)をプレイヤーに丸投げしたら
当然そのヒロインを命がけで助けたいんだ
なんて思っていない訳だから
それか、または、自分からそういう気持ちになった訳でも発想になった訳でもないんだから

その(命がけでヒロインを助けるという)段階での感情や思考描写が一切出来ない訳で
というか、その感情を描写する側が誰もいない
ゲーム作者は、プレイヤーに投げているし、プレイヤーは他だゲームを読んでるだけなんだから

小説で作者が決められれば、そのすべてを作者が決め描写する事で伝えられる
ゲームでプレイヤーの目線で進むのだったらすべての行動原理とその感情はプレイヤーの感情になる

すべき行動はゲーム作者が決め、その先にどう感じるかではプレイヤーに投げる
これだと何も受け手は感じられないはず