クーデターで権力を握ったミャンマー国軍が20日、麻生太郎・前財務相と元郵政相の渡辺秀央・日本ミャンマー協会長に名誉称号と勲章を贈った。21日付の国営紙が1面で報じた。両氏はミャンマーへの途上国援助(ODA)の促進に携わるなど、国軍と関係が深い。クーデター後、距離を置く日本政府に対し、関係改善を訴える狙いが国軍側にあるとみられる。