その日、私は大きなミスを犯していました。何を喋っていたかはよく覚えていませんが、「もう死にます」というような内容のネット配信をしていたのです。
それを心配した視聴者の1人が警察に通報し、めちゃくちゃ良いタイミングで国家権力がお家に来てしまいました。焦るしかありません。
「来ちゃった♡」じゃあないんだよ、まだ終電あるから今日は帰ってください。などと言えるはずもなく、混乱しつつも指示に従いパトカーに乗りました。
無言のまま署の一室へ連れて行かれます。大変なことになったなあと、どこか他人事のように感じていました。

色々なことを訊かれた後、自殺しそうな人を1人には出来ない、未成年のため親に迎えに来てもらう必要があると説明を受けます。
実家から逃げたつもりが、結局“子供なのだから”と親を頼らざるを得ない状況にどうしようもなく情けなくなり、泣いてしまいました。
そうすると、1人の職員が「未成年なんだから仕方ないんだよ、そんなことも分かりませんか? もうこんな迷惑はかけないでさ〜」というようなことを言ってきたのです。なんか……高圧的や!!(今更思い出し、腹が立ってきた)

この後も措置入院になったりした感じはないんだな