暇つぶしに昔一緒に帰ってた男の話する
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ありがちなんだけど家が近くの4人がいた。その中の一人が私。女子3人男子1人だったんだけど、小さい頃(というか幼稚園の時)ってそういうの気にしないし親同士も結構仲良かったから皆でお互いの家行って遊んだりしてた 幼稚園は皆違かったけど、小学校は当然のように一緒になって、何となく四人で帰るようになった。で、その中の男子が今回のスレの名前になってる一緒に帰ってた男。 分かりにくいからそいつの名前を仮で遼(りょう)にする。ハンカチ王子にちょっと似てた
遼は目が細くて背が高くて笑う時に声がハスキーになる奴だった 遼は今で言う二軍的な存在で、それは私も変わらなかったけど、男女平等に接するからまあまあ人気者だった 小学生の高学年になって、四人で帰る回数が減った。ほらクラブとか委員会とかでみんなの帰る時間が変わったから でもわたしと遼の帰る時間は変わらなかった
だから4人じゃなくて2人で帰るようになった
たまに付き合ってんのかとかからかわれる時があったけど、小学生で付き合うとかその当時はあんまり無かったし、二人とも死ぬほど恥ずかしかったから「ちげえし!」って叫んでた そのまま小学校卒業して、遼の事ちゃんと男なんだなって意識し始めたのは中一の後半頃だった
学級委員で一緒になって、小学校の頃よりも伸びた通学路を二人で帰ってるとまた付き合ってるのかって言われることが増えた 初めて言われた時は否定して叫んだけど、通学路が国道で人がいっぱいだった事もあって二人で思わず黙ってしまった
そしたら遼が「なんか照れるな」ってこっち見ないで笑ったから、ああこいつも恥ずかしいんだって思って嬉しくなった
そこから遼と一緒にいる機会が増えた
クラス違ったけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています