私は身体が弱りきったとき死ぬような死んでしまうのではというのが頭によぎり、それから死を身近に感じた時がありますが、
自分の体力に自信がなくなったのがその頃で、気力もなくなればすぐに身体がそれを追ってどんどん弱っていく気がしました。
これではいけないともがいても気持ちの落ち込みがひどくなりました。
元気なときには楽しいと思えることが少しも楽しいと感じられず、
何も面白いとも感じず。
けれど心はどんどん浄化されていくようでした。美しいものしか受け付けなくなりました。
美しいものが唯一の私を生かす神様からの恵みの一滴のようでした。
清らかな心になっていくのは欲がなくなっているからなのかと。
欲のために何かをする努力をするという喜び楽しみを感じない。
するとそれは生きる気力がないということになるのではないかと考えました。
心を元気にすることから身体を動かす力にしないと危ない気がしました。
心に喜びを取り入れたい。
けれどそれは心を癒す美しいもの自然の中の命。
野の草花や朝露のきらめき。
日溜まりの小さな花々。
その命を感じるとその命が私の心も身体も呼び起こし包み込み癒してくれるようでした。