若気の至りっていっても、二十歳過ぎてるし、当時の二十歳過ぎって、同年代は一家の主婦として采配をふるってる、充分な大人だよ。しかもアンは超知的エリートの女性文学士。そんな人間の振る舞いではないよ。

ルビーは、女は男を惹き付けてナンボ、という価値観の人間だと、子供時代から描かれていたし、アンはルビーのそういうところを軽蔑してたくせに、自分のやってることはルビー以下だという自覚すらない。