【赤毛のアン】恋人の小径【パート17】 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
セレブなら料理人を雇ってるし服は仕立屋に作らせる(繕い物は小間使いがやる)から料理も洋裁も出来なくて構わない。でも、使用人に的確な指示を出す為の教養として身につけるべきとされてた。
セレブができないと恥ずかしかった家事?は、刺繍とレース編み。フィルが刺繍上手かったのは、お嬢様だからというのもあると思う。 >>636
そんなイメージないけどなあ
自分もできないと1人の住み込みの若い子だけではまわらないだろうし、それこそ指示もできないし 企業に例えると、ミス・ラベンダーは経営者て、シャーロッタは実務者。経営者は実務知識がないと経営を回せない。でも、実務をいざやってみたらダメダメだという可能性は高いね。
ところで、ミス・ラベンダーの収入源て何だろう? 一人前の大人の家政婦雇う余裕がないからシャーロッタ達に手伝いを頼んでたんだよね
皆若くして来るからあれこれ教えたりしないといけないだろうし
皆数年で次の子にバトンタッチしていなくなること考えると
ミス・ラベンダー自身が家事できないことはないと思う
アンから野心と暴力性抜いて夢見がち成分が年とともに増幅みたいなイメージw 家事が苦手だのダメだのっていう基準が現代とまるで違うでしょ ルンバとか食洗機を見せた時に
リンド夫人が喜ぶのか激怒するのか知りたいw リンド夫人は受け入れると思うなあ
年を取ってきてからなら特に
洗濯や掃除が楽になったからといって他の仕事がなくなるわけじゃないんですからね
みたいな感じ 下手するとランプすら時代遅れになりそうな時にろうそく使ってるんだもんな
PEIでは20世紀入ってすぐの頃には電灯普及してたのかな…
たしか1次大戦前の話だよな、エミリーは エミリーの二巻によると、エミリーはエドワーディアンだね。 英語のウィキペディア見たら、“The Blythes Are Quoted” の扱いが
ページによってバラバラなんだな。
あの妄想癖の暴走少女が模範的良妻賢母になって「これがシリーズ9冊目ですよ」と言われても
確かに素直に納得しがたいものがある。 結婚してからのアンは正直つまらないな
大人として賢く丸くなっていくのは必要としても
大学行って資格取って校長にまでなった経歴は何だったのって感じ
狭い田舎のコミュニティで主婦やるのに無意味なスキルかもしれないけどね 当時の女性の社会的地位は、既婚>未婚で、学歴は二の次だったからねえ。社交界の席順も未婚者は末席になるし。
頭が空っぽの既婚女性より末席に置かれて屈辱的な思いを噛み締める高学歴キャリア女性のエピというのは、19世紀の小説には沢山出てくるよ。 19世紀のイギリス小説によくガヴァネス出てくるものね。アンの教員生活もその流れだよね アンには婚約者がいたからいいけど
ディーンを振ったあとのエミリーみたいなのは
周りの目がうざかっただろうな 田舎だし、親戚だらけだし「最近じゃ珍しくない」なんてディーンはフォローしたけど、そりゃもう色々言われただろうね アンの話は最初の巻だけでよかったんじゃない、と思う
品は悪くないけど暴走気味の子どもが、小さな成長の階段を上っていく様子が
はっきり描かれてるし、気が付けばしっかりとした一人前の仕事ができる少女にまで成長してる
生き生きと楽しんで暮らしてるけどとてもまじめ
そしてアンに負けず劣らず、マリラの変化も心打たれる
他の巻はこの巻に比べると薄い
感動がない 要らないとまでは思わないけどね
どんな作品でも一作目が一番で超えられるもんじゃないし
後は付け足しだと割り切ってるよ 赤毛のアンが特別な作品なのは当然として
リラはなかなかに感動したけどな
赤毛のアンとはまた別の感動 1巻と他巻とは、著者のモチベーションが段違いだったからしょうがない。 作者は乗り気じゃなかったんだけど、読者の要望に押されてずるずると書き続けた
その結果があの良妻賢母のアンなのか。
読者がそういうのを求めたのか? 他の作品を書いても
「アンの続きはまだですか?」と催促されて
仕方なく書いたのかも。。。 実際そうだと思う
家計支えてたし、人気作で一定の売上が見込める作品なら書き続けるしかない
確か文通相手に「もう飽きたけど、書き出すと楽しかった」と書いてるけどね 若草物語はジョーの結婚相手にガッカリしたもんだけど
アンシリーズは基本的にロマンスものは相手間違えてないと思う
ただ今ふと思ったけど読みながらアンとギルのカップルを応援してた記憶が特にないわw リラの巻はアンと対比する意味でも面白いね
家に置いてもらうところから、綺麗な服まで一生懸命願わなければならず、
空想で心を慰めてきたアンと、恵まれきって美少女で甘えんぼうで気ままなリラ
ハングリー精神が旺盛で友情にも厚いアンと、向学心がなく友情に淡泊なリラ
平和と戦争 >>667
アンとギルというより、
ギルバート頑張れって感じだったな 現代よりずっと女性の社会進出が阻まれていた時代に
モンゴメリの活躍は、当時の女の子たちにとっては大いに励ましになったには違いないだろうが、
だけど書いてるものは、女の幸せは仕事よりも家庭、みたいな話にどんどんなっていく。
それってどうなんだ。 単純に女性の社会進出にそこまで興味なかったのでは…
家庭至上主義と思ってたわけでもなくて単にアンから話ずらして他のキャラ書くために子供増やした気がする
キャサリンは世界を飛び回る仕事をゲットしたわけだし
家庭うんぬんより本人が納まるべきところに収まるのが幸せみたいな感じかなと思ってる
アンがロマンス小説ハリソンさんに笑われてでも書き続けなさいって言われたことあったと思うんだけど
アンはもう書かないって言ったんだよね
こういうエピ入れるあたりこの先アンの話をどこまで書くか知ってたかわかんないけど
わりと早い段階でアンの将来を普通の専業主婦に決めたんじゃないかなぁ >>671
結婚後も何か短編みたいなの書いてて、編集者に好評ていう設定じゃなかったっけ?
夢の家でギルの台詞にあったような。 小作品は書いてたみたいだけどまあ主婦の趣味の範囲って感じじゃないの
書かずにいられない作家の苦しみみたいなのはまるでない
そういうの書きたくなかったのかも アンの友人や結婚して恩師は外国に行ってしまってるよね
小さなエリザベスはパリだし
アンが小さな島の中で人生を送る方が不思議なくらい
でも、孤児だったアンは、マリラやダイアナやアヴォンリーみたいな自分の根がある場所を
捨てられないのかなと思った
だけど成長期に読むにはアンの結婚後の生き方は夢がないかな
炉辺荘のアンのラストの「子持たずのクリスチン」を見下すのも、子供のいない友人に対して
どうなのと モンゴメリの活躍といっても、社会的地位の高い牧師夫人で男の子二人もいる、女性の階級的に勝ち組な立ち位置だからなあ。当時の女子の社会進出を後押しするほどのアイコンにはなれないだろう。 アンて学校でよい成績とるっていう野心はあったけど何かを学んで何になりたいってのはなかったんよね
大学まで行ってもったいないと思うかもしれないけどそれこそ現代でもそうだからなぁ
アンが大学で得たものって学位と交流関係と男だけで元から何かになりたいってのはなかった
ロマンスや妄想は好きだったけどおそらくそれらと学問として学んでる文学とは別物扱いで
想像力を文学に昇華させるほどの情熱には欠けてた
モンゴメリは女性の社会進出の話を書くつもりはなくて小さな村のユーモア小説て感じで
モンゴメリの活躍に励まされた少女たちがいたとして
作中アンではなく作品書いて成功したモンゴメリにあこがれだろうからあんま関係ないかと まず中流以上の職業の選択肢がほとんど無いからなぁ
とりあえず教師くらい? 教師しかないね。
教師または学校経営者。
あとはせいぜい、文筆家くらい。 その時代と場所の常識を飛び越えて、文筆業で一人立ち!ができないあたりがモンゴメリの限界だったんだろうなあ
否定的な意味ではなく ギルと結婚しなかった場合は、教員兼作家位で独身で生きていく…位の決意はあったよね
あのままギルバートが死んじゃってたら、それもあり得たかな 言い寄る男は沢山現れるが、アンがなびかないということにするであろう モンゴメリにとっては単に「人間は自分の持っていないものを欲しがる」というだけの話だったのかも。
仕事で大成功したものの家庭は不幸だったモンゴメリが、
その逆をアンに託していたような気がする。 やっぱり孤児として育ったトラウマは大きいよね
結婚してから夢の家とか完全お花畑になってたのも人一倍理想の家庭づくりに拘ってたんだろうな
現代人目線だと
ついこの間まで校長職やってたキャリアが何の痕跡もなく消え去ったなぁwてなるけど ほんと、あのサマーサイドでの
働きぶりはどこへいったのやらだったな。
しかも新婚生活の話は
隣に住む不幸な隣人話ばかりだし。 アンが少女時代にホテルの音楽会で暗誦した時、ジェーンは上流階級の生活への憧れを
口にしてたけど、見事に夢を叶えたね
ジョシー・パイのその後は全然触れられてないけど、自分はジョシーが結構好きだった
チャーリー・スローンも馬鹿にされてたけどちゃんと大学まで行ったし
みな学校時代に将来の抱負を語ってるけど、その中でルビーだけが夢がかなうどころか
死が待ってたってのがこわい 当時の中流階級の女性の序列は
夫の階級が上の主婦>夫の階級が下の主婦>独身ニート>独身学校経営者>独身教師(雇われ校長を含む) アウトサイダー:物書き
なので、夫の階級がそこそこの専業主婦のアンの方が、サマーサイドの雇われ校長のアンより階級は上なのよ。
専業でない主婦は中流階級以下に落ちる。 金持ちと結婚して早々に未亡人になりたいというのも納得 あんな男と結婚するくらいなら階級下がっても独身やってるほうが全然マシでしょ。
結局あれはイトコでしたって、
ジム船長があんなの拾って来なきゃレスリーは一人で気ままに生活できたのに偽善ウザすぎ!
って初見の感想だったな 夢の家の巻はあまり好きじゃないけど、好きでもない上に人間的にも問題のある男と
結婚せざるを得なかったレスリーは可哀想すぎる
弟が死んだのとかよりよほど悲劇 レスリーは100%金の為の、親に強いられた結婚だからなー。生活力のない没落家庭の典型的なパターン。
娼婦にされなかっただけマシというくらいですらある。 >>691
あのままディックが生死不明行方不明だった場合法律的にはどうなったんだろう。
現在の日本では行方不明3年で離婚出来るし7年行方不明で死亡宣告出来るけど。 昔は地域の暗黙の了解みたいな感じで「死んだとみなす」んじゃないかなあ
裏というか、テーマに「義務」があるね
ジム船長がディックを連れ帰ったのも、知り合いとしての義務の心からだし、ギルが「治療したら人格は取り戻せる可能性がある」と伝えたのも義務からだし、レスリーが手術を決意したのも義務を果たすため 全員の義務が報われ、レスリーは真に解放されるって言うのがカタルシスなんだろうね
もうひとつ、ささやかなロマンスもきちんと結ばれたし 居なくなってラッキーだった糞旦那を勝手に連れ帰って来るとか殺意湧くレベルだわw
ジム船長もよく面倒見に来てくれた設定で感謝されてるけど納得いかなかったよ
じゃあ自分ちに連れて行って世話してよって感じ 小室哲哉氏がらみでレスリーの話題が出ているのか?
どちらにしても大人の対話と対応が出来ない関係は地獄だよ。 小室関係ない流れだろう
なお、最近の研究によると、相手側は発信力を損傷しているだけで、周りの言うすることされることは全部理解でき、感情もある可能性があるということが分かって来ている。
小室の場合も、会見内容を夫人は理解出来て深く傷ついている(それを表現するために必要充分な脳の部位や神経が損傷しているだけ)可能性は否定できない。
スレチすまん。 そういう研究って気休めだよ。
実際に介護してみたら分かる、死を願う自分が居て愕然とするんだよ。
レスリーの場合はディックを愛していなかったから生き地獄。
持っていた物も破壊される、会話も成り立たない。 気休めってどこがだよ。
私は機能障害者だ。大卒だが、喋るのは呂律が回らないしヨダレも落ちるし、握力も健常者の半分くらいなのでペン持つのも大変。
だから知らない人から池沼扱いされたり、イライラされたり良くあるわ。
全部認識できてるんだよ!認識できてることを伝えられない方が、よっぽど地獄だよ! >>701
あなたは認識できてるし怒りも伝えられるでしょ
夫人と比べようもないわよ なんか短編にも夫だと思ってた人物が実は夫の兄弟で、夫本人は死んでたってのがあったな
ていうか、短編にはちょいちょい、「これ本編で見たような場面だな」ってのがある気がする 短編は習作なのかもね。
ポールが主役の話もあったけど
スティーブンとは他人だった話もある。 >>701さんが怒りを伝えられるようになれたのは、おそらく高機能入力装置つきPCが一般人に手の届く価格で普及するようになったここ十数年程度のことだろうし、それまでは今のKEIKO並みの言われようをされて辛かったんじゃない?
>>700さんも、介護されてる側の人も読んでるかもと考慮した方がいいよ。地獄だなんて書いたら駄目だよ。介護スレじゃないんだし。
あなたもいずれ意識も知覚も正常だけどもそうと伝えられない身体になって介護を受けるかも知れないんだよ。おそらく最愛の人から。その人にあなたと関わるのは地獄だと世界中に言い振らされたら、悲しくて辛いでしょ?
それにレスリー的には、要介護者ディックの方が穏やかで暮らしやすかったんじゃなかったっけ。 レスリーみたいに親のために好きでもない相手と結婚しようとするっていう話は
番外編の短篇にもあったね
>>704
ポールってアンの教え子のポール?
なんの本に載ってるのか教えてください 今だったら出せない内容になっているんだな、夢の家
タイトルが気持ち悪いな 脳の外科手術で知能や記憶が戻るって現代でもなさそうな話だよね ギルはブラックジャック並みの腕だったのだろうwミスコーネリアが井戸に突き落としてたら他殺が疑われてレスリーが重要参考人になったかもね。 ギルは診察しただけで
手術したのはよそのもっとでかい病院じゃなかったかな ギルはおそらく最新の臨床論文などで症例を読んで知識てして知っていたからピンと来て、専門医師を紹介したのだと思う。
本人は診断や手術の勉強を兼ねて立ち会った。 >>708
研究はされてるけどね。
ほんの少し昔、ロボトミーという神の手術が開発されて、ケネディ元大統領の姉等が受けている。
結局は、神どころか悪魔の手術だったのだが。 >>706
珍しくもない男?
あれはあのまま結婚したらフィリパも段々夫を愛するようになって結果オーライだったかもと思ってる。 女性にとっては結婚して愛のある家庭を築くことこそが幸せ、みたいな考えを強く持っているようでいて、
生涯独身を貫く人生もそれはそれで悪くないような描き方なんだよな。
本人は好きでもない人と結婚したみたいだけど。 生涯独身を貫きそうだったオールドミスがうっかり恋愛する話もいくつもあるよね
若い娘でなく中年女性ならではの恥じらいとか葛藤が描かれてるの好きだわ >>712
ロボトミーは昔、小学校の図書室で借りた
午前2時に何かが来るっていう本が怖くてトラウマになったなぁ。
今時なら学校の図書室には絶対に置いちゃいけない本 食前にアンシリーズを読むとおなかが減るわ
フィリパの言葉じゃないけれどいつもおいしそうなもの食べてる
でも、食べ物の話が出てこなくても、ユーモアのある話を読むと心が温まって食欲が出る
アンシリーズでも寂しい話はそうでもないけど パンよりご飯か麺派の私はあんまり食欲湧かないな
夕食になんとかパイとか食べる気にならないw ミス・ラベンダーもアンとの初対面のときお客さんごっこでいっぱい作ってたな
アンはお隣のハリソンさんにお詫びに行くときにはピンクのアイシングしたケーキ持っていく
美味しいものが他人との付き合いには出てくる 保存の為もあるだろうけど
何でもかんでも砂糖の使用量ハンパなさそう 当時のジャムのレシピは、果物と砂糖が同量だったりするもんなあ。
肉は塩漬けか干物、根菜以外の野菜は酢漬けがポピュラーな保存法。 その辺の摂取カロリーは半端なさそうだけど、そのぶん消費も半端ないだろうし
冬の寒さとか、日々の労働とか >>706
そうです。アンの教え子のポールです。
夢見がちな男の子の話で
名前はそのまんまでした。
ジム船長の話もよんだけど
篠崎書林の本で大昔図書館で読んだきりで
タイトル思い出せない。。。 ポールってアンがやたら依怙贔屓してたけど、パッとしたとこのない、魅力のないキャラだ。 ポールちょっといい子過ぎたからなぁ
しかし作中でいい子すぎるドラよりデイビーのが好きみたいな発言読んで
は?いい子のどこが悪いのよ?と思ってから
いい子過ぎるという理由で物足りないと思うことが自分的に許せなくなっているw
まあ確かにアンがムチ打ちの刑に処したあと従順なアン賛美キャラになった子とかのがインパクトはあるんだけど >>729
アン自身が特別いい子じゃなくても愛されキャラだからね
周囲を困らせたりハラハラさせつつ懐にスポッと入るのが上手い人間が持て囃される 『運命の紡ぎ車』を読んだんだけど、モンゴメリってゴリゴリの保守派だったんだな。
こういう人が、アンみたいな女の子を生き生きと描くことができたってのも、なんかよく分からん。 近所の図書館で確認したら
ポールが出てくる短編は「海に在る魂」でした
名字が違っててスティーブンは
ポールの母と恋人とアンの青春とは
逆の立場だった… >>734
『アンの青春』ではポールとスティーブンは親子ですが
この短編ではポールはスティーブンの別れた恋人の子供で
血のつながりは無いが引き取った設定です。 >>706ですが>>733さん教えてくれてありがとう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています