【赤毛のアン】恋人の小径【パート17】 [無断転載禁止]©2ch.net
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
マシュウってアンに成長してほしくないと思っている節があるよな。
女性恐怖症のマシュウとしては、アンが女の子らしくない女の子だったからセーフだったわけで、
家事の腕前を上げ、女らしく成長していくことについては複雑極まりない感情を抱いていたはず。
というか、マシュウの女性恐怖症って一体過去に何があったんだ。
アンとマリラとレイチェル・リンドの三人だけはセーフらしいが、なんでリンド夫人が入ってるのかも不思議だし。 リンドさんには昔から会う頻度が高すぎて慣れたっていうか慣らされたんじゃないかなぁ
他の女性はマシュウが逃げたらそれ以上深く関わってこようとしないから慣れることないけど
リンドさんはマリラと仲良しだし
マシュウに話しかけることも諦めないし
何より押し強いけどいい人だしね 別に女性だけに特化した恐怖症じゃなくて
ただのコミュ障だと思ってたけど 牧師さんとは話してたし、買い物もできるから、そこまでひどくはないだろうけど
元々積極的にコミュニケーションをとるタイプではない+女性にはどうしていいかわからないでキョドる→怖がられる→ますますキョドる、って感じなのかな あの兄妹の両親も人嫌いな方だったようだし遺伝なんじゃ? >>858
どんなに女らしくなっても、
マシュウには小さい頃のアンのままに見えてたって描写なかった?
あれって孫を見るような目に近いんだよね >>863
そうだね
成長して欲しくないというよりどんなに大きく美しく立派になっても
いつもその奥に出会った頃の小さなアンを感じてるんだろうと思う 何だったか忘れたけどマリラがアンの成長に驚いて、小さなアンがいなくなったと感じて泣いてるときに、
マシュウはあの子はちっとも変ってないよ、みたいなこと言うシーンアンだよね >>866
志村けんみたいになってる
あのシーン、子供の時はピンとこないけど今だと「どっちも真実」て思うなー
成長して変わった
いつまでも変わらない
矛盾してるけど、でも親からみた子供ってそうだな、と
いつまでも変わらない子供でしょ、って部分は口には出さないけど 「第十九章 音楽会と災難と告白」に、ダイアナとの光の信号について
二つの光は『あんたそこにいて?』ということで、三つの光は『いるわ』、四つは『いないの』、
五つは『できるだけ早くいらっしゃい。大事な話があるから』ということなの。
四つの光って一体どういう局面で使うんだよ。 >>869
そこが子供の浅知恵的な笑いポイントだろなと思ってたけど
逆に四つで返されたら怖いよね 読者のツッコミ待ちというか、大人がクスッとするところだと思ってた
多分マリラは、アンが寝た後にマシュウに話して笑ってる >>865
アンもクイーン学院に旅立つ前、
成長したアンを前にマリラが寂しさで泣く場面で
「あたしはちっとも変わってないわ。
外側がどんなに変わろうと、心はいつまでもマリラの小さなアンなのよ」
って言ってるよね
マシュウも含めて三人それぞれの気持ちに思い入れしてしまうシーン >>869
原文は「No」だから、今は手が離せない、あなたのお相手は今できない、
というニュアンス。これは村岡女史の誤訳。 >>874
そういうことか!それなら意味がわかる。
いずれにしろカーテンに火をつけないようにしないと
マリラにこってり叱られるな。 なんだー誤訳だったのか。
あの笑いポイント好きだったんだけど。 あの光の信号あこがれて近所の友達と懐中電灯でやったことあるんだけど
相手が窓の外見てないと意味ないからハードル高すぎた カーテンを開けてて、頭がそっぽ向いてなければ
視界の隅でもチカチカはすぐ分かるんじゃないのかな
夜になれば真っ暗になるド田舎だし
部屋を出てるときや寝るときはカーテンを閉めれば相手からもこっちの部屋の明かりが見えなくなって
今は連絡できないと分かるような仕組みに自然となってたのでは Two flashes mean, ‘Are you there?’
Three mean ‘yes’ and four ‘no.’
Five mean, ‘Come over as soon as possible, because I have something important to reveal.’
Are you there? で今暇?みたいな意味にとっていいの?
それならはい・いいえでないといかんだろうけど、文字通りにそこにいるか?という問いならいる・いないでいい気がすんだけどダメなの?
誤訳と言い切れるほどの誤訳なのか、これ? >>879 御参考
" Are you there? "
【村岡訳】 「あんたそこにいて?」 【松本訳】 「そこにいる?」 【掛川訳】 「そこにいる?」 【茅野訳】 「いる?」 >>879
もっとわかりやすい日本語にしたほうがよかったのでは?
自分は子供のころ読んだので、「いないわ」という意味がわからなかったもんね。
この部分は過去ログでさんざん話題になってましたけど、意味は「今は都合が悪い」でしょうね。 今みたいに明るくない夜だから
出来た遊びだろうね。
最近は場所に寄るけど地方でも
あほみたいに夜間照明が多い
日本列島を上級から撮影すると
明かりだらけみたい。 「できるだけ早くこい」しか使い道ないよね
そこにいてもいなくてもそれ以上何か会話できるわけでもないw
電話が子供が利用してもいいくらい気軽なものとして普及してたら
「今から電話してもいい?」とか
「おやすみ」とかなら実用的かなぁ
あと「今から行ってもいい?」ならイエスノーで答えられる
あー「できるだけ早くいらっしゃい」のあとに「イエス」「ノー」の返事に使うのかも そこにいるかいないか、チカチカするだけで楽しいんだろうな >>882
暗かった昔は闇討ちや夜盗や暴行も多かったんだけどね。 被災したりして、街灯なくなるとやっぱり治安悪くなるしね ここの村では電話が普及後も盗聴されまくりだからなぁ アンが屋根から落っこちたときはダイアナが
「おお、アン、ひと言言ってよ。死んだかどうか言ってちょうだいよ」
(原文 Oh, Anne, dear Anne, speak just one word to me and tell me if you’re killed.)
なんか妙な言語感覚の世界だなあ……。
こういう人たちなら光四つで普通に会話してそうな気もする。 やっぱ笑うとこなんじゃないのかな
休んでる人、手をあげてー
みたいな お前死んだ? みたいなセリフは英語だとよく聞く気がするから向こう風のありふれた言い回しなんじゃないの そういうの普通にユーモアでしょ
堅苦しいけど村岡訳の言葉遣いが一番好きだよ くだけすぎてねーのがなんか1世紀前って感じがしていいんだよな lantern を「提灯」と訳すのはさすがにやりすぎではなくて?
(と思ってたら改訳で「明り」に変えられてた) 少女の頃はランプに憧れておしゃれなアルコールランプ持ってたわ
ポプリの入ったコルク瓶もたくさん持っててよ
薔薇やラベンダーのポプリなんであんなに持ってたのか今じゃわかりゃしないわ 長編でアンと同世代の主人公って他にいる?
劇中の年代順に主人公並べてくとやっぱアンが年長になるの? アンとエミリーはWW1以前に青春を送りジェーンはWW1後に生まれパットが一時結婚を考えた相手は復員兵だっけ? アンはヴィクトリアン
エミリーはエドワーディアン
パットがWW1中の生まれ
ジェーンが1920年代始めの生まれ
だと思う アンの孫、エミリー、パット、ジェーンの子供
は、WW2で同じ部隊にいたかも知れない 初版 生まれ
アン 1908 1860年代 作品によって前後するが60年代後半の生まれっぽ
キルメニイ ....1910 劇中に自動車は出てないっぽい。舞台は19世紀中だと思われ
セーラ ......1911 1870年代 舞台は1851年の嵐から約40年後
エミリー ...1923 1900年代 高校のエピソードの中で戦前の話と言ってる
ヴァランシー 1926 1890年代? wikiによると舞台は1920年代前半らしい。自動車がフツーに走っている
マリゴールド ....1929 年ははっきりしないが自動車は当たり前に走ってる
ゲイ 1931 1910年代? 1827年に家宝の最初の持ち主が無くなってそれから100年後なんで舞台は1920年代後半
パット ....1933 1910年代 幼いころに終戦を迎えたとかいう話がある
ジェーン ..1937 1920年代 親が若い頃に従軍している
ざっくり言って出版年代ごとに劇中の年代も下ってるな
当然主人公の世代も繰り下がってるわけだ アンが一番作者の年齢に近いのかな?
他はヘタすると孫レベル。 ジェーンだとガソリンスタンドが出てくるから新鮮だった エミリーも最後の作品には自動車出てたよな、確か
ペリーが自動車事故にあってどうのこうのみたいな話もあったし
エミリー本人が運転してたかどうかが記憶にない アニメのオープニングでアンが乗ってる(立ってる)のはやってみたい リンド夫人といえば女子の高等教育は不要、女の牧師などとんでもない、とかいうところから判断するに
いかにもイナカの保守的なオバサンという感じがするが、
そういう人が政治集会に積極的に出て婦人参政権を認めよとか言ってるのか。
いやまあ確かにそういう人ってよくいそうだけどさ。 >>912
政治集会に行く=女性参政権に賛成
ではなかったんだよ。
女はあくまでも家庭内に収まり、政治などに直接関わるのははしたない、
しかし、夫や息子を「正しい」政党に投票させるように家庭で「感化」するのは大切な主婦の務め。
だから、政治集会に参加して、自分の信じる政党の主張を仕入れる。
当時はテレビもラジオもなく、地方新聞しか情報源がないから、中央政治家の講演会はとても貴重だった。 「◯◯家は自由党」「◯◯家は保守党」とかいう言い方をしている。
政党の支持が個人単位ではなくて家単位で行われるものであるなら
婦人参政権なんか認めたところで票数が二倍になるだけで何も変わらんがな。 投票権は個人単位だけど、宗教と指示政党は家族なら同じでなければならないという不文律があったんだよ。 政党がどうのこうのってアン以外のシリーズではあんま見た記憶がないな
パットの中で、スーザンが「女性参政権が与えられた時わくわくした」ようなことを言ってたくらいしか思い出せない >>916
スザンヌ?
PEIで女性参政権が与えられたのは1922年だから、スザンヌの世代前なら、参政権は当たり前の既得権の感覚で、わくわくするというのはなんか違和感がある。 トン切り失礼
ルビー・ギリスのファンの方へ
『アンの愛情』(モンゴメリ)――ルビー・ギリスは若くして死んだ|SM小説家美咲凌介の名著・名作ねじれ読み<第12回>
https://pdmagazine.jp/trend/sm-misaki-12/ 面白かったー。アンシリーズはこういう文脈で語られることがあまりないよね 確かにルビーのいまわの際のアンは
あまり感心出来なかったな…
賢くなった分、昔の無力が失われた気がする。 アンが成長するにつれ話が面白くなくなるってのはだいぶ昔から言ってる人いるよな
おそらく、100年前の発表当時からそう考えてる人はいたんじゃないのかな
個人的にもそうだし
パットでもエミリーでもだんだん成長していく過程は面白いんだけどふと気づくと、ん?って思うんだよな
その点ジェーンとかストーリーガールは大人になりきらないうちに話終わるからいいし、
逆にヴァランシーなどは最初から大人だから気にならん ただ、この美咲って人は
いろいろ言いながらもアンの愛情を名作と認めている
この人自身、ルビーのファンなんだろうなと思う で、この人は赤毛のアンについても語っているので、
勢いに乗って紹介してみます
↓
『赤毛のアン』――わたしはなぜSM小説を書いてしまったのか?
https://pdmagazine.jp/trend/sm-misaki-01/ でもアンの魅力、要するに妄想癖とかおしゃべりとか癇癪持ちとかは、
愛情の欠落した育てられ方をしたがために仕方なく身につけたものであって、
マリラとマシュウによって愛情を注がれ成長していく過程において捨てられるべきもの、と
いう描き方が一作目の時点ではっきりとなされているわけで。
二作目以降が面白くなくなることは一作目の時点で決まっていた。 アンの話は一作目で完結してる
まわりに散々迷惑かけたり喜びを爆発させたり感情を豊かにあふれさせながら、
いろんな出来事や勉強や遊びをするうちに、気が付けば成長してる
そしてあんなに困った子だったアンがラストではマリラの支えになるまでになってる
終わり方もきれい
続巻は興味深いけど、一作目をじっくり読み損ねたかもしれない だからシリーズを続けようと思ったら「アン的なキャラクター」を他にまた出したりせんといかんわけで。
デイビーとか。 アンはあの成長があるからいいんだけど、大人になったかこそ続編はアン自身の魅力は薄れるというジレンマだね
続編は好きだけど、もうアンがどうしたこうしたより、まわりの人や世界が好きで読み続けてる いや、成長して落ち着いて何が悪いのかと。
大人になっても見開きページ一杯に喋ってたら怖いわ。 モンゴメリ先生自身は体制の内側の人間なんだが
筆から生まれる魅力的なキャラクターはなぜか体制からはみ出た人間の方。
なんという矛盾。 裕福だけど苦しめられてる人物が、そこから解放してくれる鍵をみつけて
違う場所で違う人と家族になって幸せになるというパターンが多いな
丘の家のジェーンとか小さなエリザベスとか青い城のヴァランシーとか
パトリックの後見人のパトリックとか 子供時代のアンには、うざいガキだなという思いがあるので
続編以降の方が好きだ ジェーンがランタン丘から帰ってからの、強くなってる描写すごく好き >>935
ほんとそれ
少女時代だからまだ許せた感じ
青春以降から結婚までの独身時代が好きだわ
夢の家のノリはちょっと苦手だしそれ以降は子供らが主役になっていくし アンが結婚しても2ページくらい喋ってたら
それはそれで批判されそうだ
たまにやる失敗談好き
すでに出来上がってるカップルを知らずにくっつけようと頑張る話とか 自分はやっぱり最初の巻が好きかな
最近になって引き取られて間もないころのアンの言動が厚かましくていらっとするのに気づいた
癇癪もちで言いたい放題の子どもが段々磨かれていく過程が面白い
あんまり好きじゃないのは愛情かな
大学生活が全然描かれてないから 虹の谷苦手
牧師館の子供達がシャレにならないレベルで悲惨、
夢想家の父親という設定だけど、夢想家どころか
美人を口説くのだけは熱心なエロ親父
牧師館ごと爆破されればいいのに 柳風荘が一番好き
虹の谷が一番好きじゃない。
牧師一家が全員嫌いだ。ジェムが婚約破棄すればいいのに 愛情はパティの家シェアは夢があって好きなんだけど
チートキャラフィルが最初っからいることでイージーモードになりすぎてるのが好きじゃない
プリングル一族みたいに途中からうまくいくのはまだいいんだけど
フィルはあまりに突然すぎるわ… 確かに愛情の大学生活はうまくいきすぎだ。
パティの家を借りる下りなんて
いくらなんでもなレベルだしね。 確かに。もっと「そんだけんど」とか言いながら
不器用な田舎者として大学生活をおくってほしかった パティの家でフィルが強引に割り込んだことで、経済的には
助かったにせよ、プリシラとステラが二人一部屋なんて可哀そうすぎる。
アンとフィルが同室で、ステラとプリシラに個室をあげればよかったのに。
フィル、得しすぎてない? フィルはおそらく、パティの家で
買い物や節約術や料理やらを覚えたおかげで
貧乏生活に突入できたんだろうしね >>946
それは私も思ったw
後からきて1部屋もらえてプリシラステラが文句言ってないんだから
シェアとはいえフィルが多めに出してるんだろな…とか考えてたよ
田舎娘たちが都会に出てきて勉強しながら奮闘する話読みたかったなぁ
なんかプリシラステラも影薄いのよね
個々のエピソード物足りないって感じ
そうこうしてるうちに別世界の人だと思ってたフィルと出会い…みたいにすればよかったのにな 大人になってからもちょいちょい昔の癖が
出るところ好き。
リンド夫人に月がどうこう言って、
アンは元々こういう方面では少し変わっていたし、
もうなおる見込みも大してない。
っていうの 当時の「大学生活」を小説にするなら、勉強描写ばかりだとウケなかったんじゃないだろうか
勉強はさらっと、生活描写をしっかり、アンの恋の行方を書く方が当時ファン受けしたと思う
しかしステラとプリシラはもう少しキャラ濃くてもいいよね ギルバートも影薄いよね
アンとくっつく巻くらいはヒロインの相手役としてもうちょいキャラ押し出してもいいと思うんだけど ハイスペックイケメン、おそらく大学でモテモテ
でもアンに夢中
…普通に王子様じゃん ギルてたまにアンに現実的なこと言う以外は灰色の目とほっそりした姿にうっとりしてるだけなんだよね
ロイよりアンを理解しててユーモアもある設定なんだろうけど2人の日常的な会話が描写不足な感じ
赤毛のアンでアンが沈むボートで流れてきた時とか好きだったんだけどな
心の中で動揺してたとしても慌てず対応おもしろかった 勉強の話とか、将来とか「青春」の時に語り合ってたんだろうと思うよ
あと、大学行く前にアンを励ますのに野生のリンゴ教えるエピソードで、アンが(当時無意識だけど)望む理想の伴侶だろうと思う >>955
そのシーン、映画だとギルバートが
笑い噛み殺してて良かったわw レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。