皮肉なのは高学年向け児童文学の主人公は、性格が内向的で一般的に問題ありとされる子を描くからエンタメ以上に忌避されるってところだね
親が子供に重松清を勧めるタイプはいいんだろうけど、そうでない場合はエンタメ読んでるほうが健康的と思いそうではある

児童文庫は年齢が3年生からが対象だから、3年生に合わせると意地が悪い子を肯定的に描かれると子供自体に拒否感が起きやすい
でも5,6年生になると意地悪な自分に気づきつつあるから、そういう自分を肯定してくれるちょっと意地悪な主人公に惹かれる子も増えてくると思う