※10/2(日) 8:00配信
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 性感染症である梅毒の2022年の感染者が9月11日時点で、統計を取り始めた1999年以降最多となった。コロナ禍であるのに、なぜなのか。現在の状況や考えられる理由、危険性などについて、日本性感染症学会の理事で梅毒委員会委員長を務める、神戸大学病院泌尿器科の重村克巳医師に話を聞いた。

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■不特定多数との性交渉や誤った自己判断などが原因

 梅毒の感染者の、2022年の報告数は8456人(9月11日現在)に達した。現在の調査方法となった1999年以降で最多だった21年の7875人(速報値)を上回り、過去最多を更新したことになる。重村医師は、急増の理由を次のように話す。


「考えられる理由は三つあります。一つは、性行動の多様化です。患者さんに若い方が多く、ネットやSNSの普及などにより不特定多数との性交渉が増えていると思われます。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/c81ca532ad170d58be1df23c01780f11f59044f9