冬、マゴリアに雪が降る

波風も止み私のチモキも冬凪ぎにけり朽ちた船縁を飾る雪をただ静かに眺め候う

孤独に大洋をさ迷い疲れ青い水平線の彼方に君の面影を追いかけた

「そろそろ眠ろうか」

閉じかけたまぶたの隙間から優しい光が見える、幾つも、幾つも淡い雪のように、これは天国なのだろうか

それはキュートで健気、本日の21匹のちんちょうアンコウ達が見せた夢現

ここで一句

牡丹雪
エンジェル天使
ちんちょうアンコウ