検察官「内臓が見えましたか」

星島被告「はい」

検察官「切り取った肉はどうしましたか」

星島被告「包丁で刻みトイレに流しました」

検察官「その後はどうしましたか」

星島被告「内臓を少しずつ切って取り出し、包丁で細かくしてトイレに捨てていきました」


モニターには取り出された内臓の絵が映し出された。


検察官「このようにひとつずつ取り出したのですか」

星島被告「はい」

検察官「子宮はどれか分かりましたか」

星島被告「はい」

検察官「取り出したときはどう感じましたか」


これまでか細い声で質問に答えていた星島被告だったが、ひときわ大きな声で切り出した。


星島被告「人間の女の人を殺したと思いました。生きていたら子供を作れたんだろうと…。
(損壊の作業時は)何も考えないようにしていましたが、この時だけは体が固まりだしました。でもすぐに忘れようとしました」

検察官「それで子宮をトイレに流したんですか」

星島被告「はい」