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こくじん こくの味噌 有料 たわけ 勝久 正義 タクシー
165 :俺より強い名無しに会いにいく [sage] :2017/11/23(木) 00:36:22.11
「おい! 大貫! 客も集まってんだ。早くしろ」
「間違いないっすね」

 人の話を聞かないことで有名な大貫は、この時も二人の説得を無視し、一生駄々をこねていた。

「ほんとにヤラなきゃダメぇ? もうヤリたくない!」

 大貫の肛門が熟したと判断した勝久は、かねてより計画していた肛門朗読会を開催した。
フルキャストによる肛門文学の朗読や、大貫と力丸の共演は業界に話題を呼び、瞬く間に超スーパーコンテンツとなった。
だが、最終公演の今日、公然の場で自身がレイプされる文章を読み上げることへの自律神経の乱れから、大貫はとうとう持ち前のアレルギーを発揮して拒否を始めたのだ。

「お願いします! ヤリたくない!」
「もっと大きな声で!」
「お願いします!! ヤリたくない・・・・・・ヤリたくない・・・・・・」
「駄目だ」
「ヌキさん! こくにぃ! もう席はお客さんで埋まってますよ! 急がないと!」

 大貫の操作に関して絶対の自信を持つ勝久であったが、故に、大貫が嫌な事から逃げるさいに発揮する異常なパワーも熟知していた。
こうなったら仕方がない・・・・・・勝久は肩をすくめると、嫌がる大貫を力丸に強引に引きずらせて舞台に上がった。

「えー、こくヌキ王国肛門朗読会最終公演に集まっていただき、ありがとうございます。配信から見ているみんなもありがとう」

 勝久が挨拶も程々に済ませると、力丸は大貫の衣服をブリーフを除いて引き千切り、自身も刀を露出させた。

「ちょっと力丸なにやってるわけ? これニコ生だよ? 俺達のコミュ爆破されたらぜってぇ許さないからね。マぁじで」
 突然のことで困惑する大貫を無視して、勝久は司会を進める。「えー今日は最終日ということで、特別に趣向を凝らしてみました。やれ! 力丸!」

 勝久の言葉で全てを察した大貫は、勝久と同時にやめろ! 力丸! と叫んだが、それは力丸を止めるにはあまりにも無力だった。

ズンッ!
「んっ!」


「無料の皆さんごめんなさい! ここからは有料じゃたわけ!」
パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」
「喘いでんじゃねーよ!!」
「んっ!ちょっと! あなたたちさぁ〜んっ!リスナーもこんなの見て何が面白いわけ?んっ!」
「見ろ大貫! 観客はみんな4000円払ってるんだ! みんなも喜んでる」
「んっ!有料っ!このリスナーの質は無料じゃなくて有料っ!んっ!」
「くっちゃべってんじゃねーよ!」
「んっ!力丸っ!」

こうして大貫は、自身がレイプされることによって自身がレイプされる文章を朗読史上最高の演技で読み上げ、客席をスタンディングオベーションで満たし、ニコ生の視聴者数も過去最高を記録した。
後日、その収益の全てを懐に収めた勝久の両腕には、無数の高級腕時計が巻かれていたという。