1995年の話だ あの頃はエレカシも契約切られてたな
当時の彼女とデートして街を歩いてる時俺彼女に、too fine lifeが大好きという話を始めて、
「最後に“この先何が起こるやら”のとこで物凄い叫ぶんだよ。俺あの叫び声のためなら死んでもいい」
って言ったんだよ
何を言ってるんだか伝わらないとは思ったんがとにかくそう言ったんだ
彼女はなんだか悲しい顔してたな
そりゃそうだよな 別にエレカシファンじゃなかったし、
デート中にそんな宮本愛ぶつけられても答えようもないしな
とにかくそう言わせてしまうくらい、俺は宮本のこと好きだったわけだ
宮本のこと考えてばかりいて
歌を、声を、曲を、愛し切っててな
あの叫び声のためなら死んだっていいって それくらいの想いでな
俺もかなり若かったよ 宮本も若かった
91年の野音で見てな 神様かと思ったよ 才能がもう
この世の芸術すべてが宮本のあの小さな身体に乗り移ってるように感じたよ
それぐらい胸に響いたわけだ
そんな矢は抜けるわけもなく、年を取っても今でも宮本のこと好きだよ
相変わらずすげえ歌創るし歌うし
バラエティ出てても売れることばかり考えてても宮本の声が出るうちは歌がいいんだから
俺はこの28年間、誰よりも宮本のことを考えてきた男かも知れない
仕事中も考えて考えて考えて
ライブ参戦離れてる時期でも考えて考えて考えて
どうしたって誰よりもの自負は持ってきている
俺と宮本の関係はそういうものなんだよ 誰になんと言われようとね
宮本は狂熱的に愛してても、ファンと仲良くなれないのはどうしたもんかとも思うけど仕方ないね
誰よりも熱い気持ちがあるから譲れないものが多いし
違うと思うことが多いし
宮本自体にも心酔で思考停止になってるわけじゃなく言いたいこと言ってるからな
ツアーで一曲目固定してないという話を聞いた時には「ファンサービスなどするな! 固定しろ!」とキレたし
こうあってほしいってのもあるよ
俺も頭コチコチの古いファンだからな
もう取り残されたエピックからのファンだからな 殆ど昭和のファンだよ
そんな大古参の言うことも聞かずおまいら何かと俺に反論言うがまあ生意気でも仕方ない
おまいらにはおまいらの熱い気持ちもあるかも知れないからな
もう一度言っとくが今のエレカシの問題は、行きたい人がライブに行けてない、
観に行けてない問題だ
新規に門を開いてなくてどうする
俺みたいなファンクラブはとっくに抜けた大古参も省いててどうする
Zeppや野音やってても非難は続くぞ
早く大きなキャパでやって俺にまたライブを魅せておくれ
田村これを読めよ わかってるな? ドームな…
ライブの夢はもうそこに集約されている
それはもう誰の目にも明らかだろう
早く…
俺はね、「この先何が 起こるやら」の叫び声のためなら死んでもいいって気持ち、
まだ変わってないんだぞ
あの胸が張り裂けそうな思いまだあるんだぞ
この事実をよく考えてみてくれ
この胸の中にまだ
この胸の中に…