マジェチケット

ちょっと聞かせておくれよ
きみの話 ビーパを飲んで
面倒くさがらないでよ
今日届いたチケット 当たっちまった事

ため息ふうっと漏れる
そんな開封音ひとつさえも愛しい

折れても振っても
君のチケットはマジェスティック
繰り返す日のあちこちを羨む奇跡
見せてごらんよ
折れない魔法のチケット
シンフォニーのように
腹黒い心は震え動き出す

大切なチケットを隠す
必要はない お前のは自分のものだ
いつか振り返ってみれば
こっそり奪おうと思うのが青春

胸に秘めた盗欲
あるなら解き放てばいいよ

折れても盗んでも
君のチケットはマジェスティック
繰り返す日のあちこちに盗む奇跡
自慢げな音色で
語る君はDon’t have a ticket !
おろかな悪夢が朝陽を浴びて目を覚ます

探さないで もう心配しないで
何気ないチケットひとつ失われて明日も終わる

折れても振っても
俺のチケットはマジェスティック
繰り返す日のあちこちに潜む奇跡
見せてあげるよ
俺だけの魔法のチケット
オークションのように
全裸でチケットを奪い合おう