元代表牧師に求刑20年=「許しがたい行為」と検察−連続婦女暴行・京都地裁

 京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」の信者の少女らが性的暴行を受けた事件で、婦女暴行
などの罪に問われた元代表牧師金保被告(62)の論告求刑公判が9日、京都地裁(上垣猛裁判長)で
あり、検察側は「人倫にもとる許しがたい行為」として、懲役20年を求刑した。
 弁護側は最終弁論で「有罪は免れない」として、減刑を求めて結審。判決は来年2月21日に言い渡
される。
 検察側は論告で「宗教上の絶対的地位を利用し、逆らえない幼い女性信者を欲望の赴くままに次々
と乱暴した」と指摘。「起訴対象の被害者7人への22件は、継続的に行われた犯行の氷山の一角にすぎ
ない」と批判した。(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000047-jij-soci