ありふれたハゲstory 〜薄毛問題はいつも面倒だ〜

                          作詞ハゲヅラ和寿

変わらぬ薄毛と信じていた和寿
移りゆく前髪を歩んできた

若ハゲの至りと人はいう
ありふれたハゲの薄毛物語

和寿は重いカツラを被って 街中を駆け回っている ミュージシャン
追われるように過ぎ去っていく前髪 夢見たものと遠く離れていた 苛立っていた ハゲ散らかしていた

映画にあるようなダンディなハゲにはなれないから
知人の伝なんか頼っては 育毛と植毛をしていた

和寿は練馬から生粋のハゲ頭
猜疑心と好奇心両手に抱えて 悪戦苦闘繰り返している毎日で

そして前髪は生えてきた
運命の毛が操っているようにも思えた
ハゲは尽きることない 薄毛はなくならない
そう信じてた

やがて前髪はなくなっていた
若さのわりに優雅なハゲ具合で
お互いのホルモンバランスを保っって うまく薄毛をカバーしてるはずだった
でも人生とはいつも困難で

いつしか櫻井の前髪 嫌なムード 歪みあうばかり
ハゲいく前髪をわかっているくせに 気づかぬふりしてやり過ごしている

ハゲを気取れと カツラを捨てれない
辻褄が合わせるように ミディアムショートで10年間維持する

髪はなくなりはしない カツラに優るものはない
なんて育毛剤の戦略家?!か
そんじゃ何を信じればいい ハゲにハゲなんていい気なもんだ

混乱したホルモンバランスに 男性ホルモンが追いつかない
ハゲ頭はいつも面倒だ

そして髪の毛がなくなった
一切合切ハゲ散らかして老後へ 進め go away 進め