>>285
乱歩の自評は当てにならない。
「孤島の鬼」とは逆に最低の自己評価を与えられた「一寸法師」が良い例だ。
読んでみれば同時代の欧州ミステリも真っ青の複雑かつ不条理な謎構造を設定して
破綻無く見事に収束させた本格の傑作だったりする。