京極夏彦 Part.89
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。 読み返したら神保町に大叔父の持ちビルがあったとか書いてあったわ ということは、榎木津の兄の榎木津総一郎の孫か。
じゃあ、何か「見える」のかな。 榎木津平太郎は正体がなぁ
作品のオチとしてはありだけどなんつーかもったいなくねと思ったキャラだった 「天狗」三話の美弥子の講釈がめちゃくちゃ良かった
本筋の真相がどうなるかも気になるがすでに憑き物が落ちたような感がある セールいうてもサクラに☆5レビューつけさせてるような中華メーカーの品物しかないやんけ 今連載中の「河童」「天狗」は昭和二十九年の夏と秋の話みたいだけど、
それ以前、春先にあったとかいう「辻斬り」事件の話ってもう発表されてる?
その事件を敦子が解決して、ついでに美由紀と出会ったらしいが読んだことないわ
この感じだと冬にもまた事件があって春夏秋冬の4つで一冊にまとめられたりするのかな? >>606
辻斬り事件が三京祭企画の『鬼』
今昔百鬼拾遺は今のところポピュラー妖怪揃えだから、書下ろしがあるなら『幽霊』と期待
でも冬で幽霊はないか 僕は今「数えずの井戸」を読んでいるんですが、すごく読みづらいです
ようやく又市君が出てきたんですが、妾をあたしと読ませるなど普通じゃないし
菊とかいうお女中が莫迦じゃなくて考え過ぎなんだ。っていうのもよくわからないです
そういう人もいるかもしれませんが いったいこれからどういう話しになるのやら
最初に出てきたお侍さんが何かが欠けている?と感じているのは何か統合失調症とか
そういう病気なんじゃないでしょうか 人殺しという本を読んでみようかと冒頭のみ読んでみたのですが
薬屋の歳三とは土方歳三ですか?新選組の話しですか? >>608
あれか、ありがとう
ヒトごろししか買わなくて読んでなかったわ
単行本で読むのが楽しみだ
>>610
小説新潮10月号から連載してる 弔堂とかいまいち乗れなかったけどひとごろしは面白かった 土方の人生は波乱万丈なんだから、誰が書いてもある程度は面白くなるよ
むしろあの京極夏彦が書いてこの程度かって失望の方が大きかったな
土方である必然性もよく分からなかった
でも沖田のエピソードは笑えたな
土方もドン引きするサイコパスで、嫌いだから絶対畳の上で死なせてやるってやつ 燃えよ剣は読みましたが、土方歳三だけあんなニヒルなんでしょうか
芹沢鴨なんてただのバカじゃないですか。
ただのバカが新選組の局長にまでなれるものでしょうか
作り話なんじゃないでしょうか ヒトごろしはメチャ古いタイプの土方歳三だから若い読者にはかえって新鮮かもな
古い新撰組もの読むと無骨で重厚な近藤とその下に統制好きな陰湿な土方
酒乱で乱暴者の暴君芹沢がお約束だった
燃えよ剣でガラリと流れが変わって以後亜流が激増したけど
実像は特に土方が全然違ってて史実調べると小説家の力っつうものを思い知らされるよ >>619
なれると思うw
つーか結構リアルだと思うよ
現代でも企業の創業者とか地方政治家とか、声がデカくて威圧感があってバイタリティがあるただのバカみたいな人が結構成功おさめてるもんだし
暴力的な時代なら尚更じゃないですか >>620
2種類あんの?全部まとまった煉瓦の方を買うよ ついに電子書籍にしてしまった
京極さんのページ字数合わせがズレてしまうのが悪いけど、それ以外は快適…… 芹沢鴨は結局何者だったんだろうねえ。
最近の調べでは、芹沢鴨は茨城でちゃんと死んでるそうだね。
京都で殺されたやつは顔見知りだったんだろうか。 >>626
茨城では死んでないよ。創作を読んだか、何か勘違いして覚えてるのかと・・・
水戸では鴨に死刑判決が出たから、家族が死亡扱いにして墓碑に名前を刻んだというだけ それにしても今回の美弥子の台詞はすごい
今までも京極が散々書いてたり語ってたりする内容ではあるけど
杉田と45の事件で色んな人が色んな所で怒ったり議論したり馬鹿言ったりしてるけど
ここまで論理的で執拗に問題の根底までつまびらかに指摘した文章はないな
新潮であえてこれを書く京極はもはや恐ろしいわ まぁ結婚予定されていた相手が「勝った方が強い」「弱者は虐げられても文句は言えない」的な酷い奴だったからこその台詞な気はするがw
美由紀ちゃんが「分からない」と言ったのはそこまで自分に引き合いに考えるのは難しいからこそだし いくら考えたって結論なんて直ぐに出せない話だし いくら怒っても人の考えなんて簡単に変わらん 守ろう守ろうやり過ぎると逆に守るべき人を傷付けて本末転倒になるしな >>625本当、電子書籍は快適!寝転んで読むときなんか最高ですね。 電子書籍はそれでしか読めない本でもない限りほぼ使わないな
中身だけじゃなく本の形態そのものに愛着がある
確か京極も電子書籍についてはあんまり良く言ってないよね
全否定ってほどじゃなかったと思うけど 電子書籍の特性を活かせるような創り方を徹底しないとダメだ。的なことはいってたな
弔堂破暁の頃だから5年くらい前だけど ソニーもシャープも会社は潰れてないけど電子書籍はやめたから買った人は端末に残ってる分は読めるけど
壊れた終わりで再ダウンロードもできない。
楽天もコボを始めたら、それまでのラブーとかいう電子書籍はやめて同じ会社なのにコボに引き継ぎもできない
この状況で電子書籍を買うのはバカだよ アマゾンだっていつどうなるかわからないし
確かアップルのアイブックもなくなったんだよな 怖い怖い え!?
電子書籍って本体?にセーブしてるんじゃないの?
会社が止めるか潰れるかすると読めなくなっちゃうの? 買うじゃん、それでダウンロードすると端末にダウンロードされるじゃん?
でまあ端末の容量にも限界があるじゃん。そしたらDRMかかってて
バックアップはできないから削除するしかないじゃん。その段階で
「はーいみんなに愛された電子書籍も今日で終わりでーす」
やられたら終わりよ。二度とそれ読めない。 >>608
冬のポピュラーお化けといえば雪女でしょう
もっとも天狗が連載開始するときに最終章と銘打ってあったから書下ろしは期待薄かな 全部の漢字にふりがな振ってくれってお願いのおてまみ書いとけ 難しい漢字だろうか――――
莫迦には読めない漢字だろうか―――――
――――ああ――――――
――厭だ―― そういう難しい漢字とか難しくない漢字とかの陣営に分けたがるレッテル貼りは不要
日本人が知的な議論をできない理由として、意見を戦わせるのではなく意見を発した個人の戦いに持っていこうとする事が挙げられる
見解の不一致と相手との関係はうまく切り分ける必要がある
キリッ 探偵小説より冒険小説のほうが好きなんだけどどこかで続きかいたりしてるのかな >>645
ワロタw
あまりにも鬱陶しくなったら書きそうw >>645
魍魎の犯人が書きそうw
戦前の事件で鞄や行李に詰められた遺体というのがあるけどたいてい臭いで発覚してる
ということはミイラと化したあの娘も… 体積が小さいし、傷みやすい脳みそが頭蓋骨で覆われてるから臭いはどうだろう
匣にも入ってるしそれほどではないかも いやいや、ほんの100グラムのお肉をうっかり置き忘れて腐らせてごらん
におうぞお そうか、なかなか肉を腐らせた経験がないのでわからなかったな
実験するのも面倒だし 人肉も手に入らないし、これは確認できないわ
じゃあ臭うということで、今日のところは >>633紙の本へのこだわりは確かにありますねー。古本もカバーがヨレヨレになってて、ページの端が黄ばんでて、わら半紙の匂いがすると尚良い(笑)。 >>650-654
それを考えると加菜子の死体は、須崎の手に委ねて、
須崎式「部分を生かす方法」で、死んだ直後の状態のまま保存するのが、一番よかったかも。
最低限でも生命活動が続いている限りは、腐敗することはないし。
…これを書いているうちに気がついたんだけど、
ひょっとして、須崎は加菜子の死体を死んだ直後の状態で保存するつもりで、
狂言誘拐を行ったのかも…雨宮は、最初は須崎の本当の目的に気が付かずに
須崎に協力していたのだが、そのことに気がついて激怒して殺したのかも…
そして、雨宮は須崎を殺した後で、加菜子が「まだ」生きていることに気が付いたのかも… 二次の設定としては雨宮の心情が劇的で面白くなりそう
だが原作須崎はやっぱりただの身代金=研究資金目当てだったと思うな
美馬坂の目を盗んでの死体を死んだ直後の状態で保存は処理も維持も相当な困難を伴う
動機的にも須崎は陽子を脅してたが娘の加菜子へのこだわりはなさそうだった
だから純粋に研究者的な欲望としてパーツを生かすことにのみ尽力して
加菜子本体への執着はいろんな意味でさほど無かったと思う 時間の問題で死ぬことはわかっていただろうけど
防腐のための薬品までは用意していないんじゃないかな
防腐って簡単にできるのかな 塩でいいならそこらで買えるけど >>657
>動機的にも須崎は陽子を脅してたが娘の加菜子へのこだわりはなさそうだった
須崎は、健康で五体満足な加菜子には、ちっとも興味が湧かなかったが、
人身事故で瀕死の重傷を負った加菜子を見て、「恋に落ちた」
二次創作の面白そうな設定なら、こういうのを考える。 >>660
それは原作者に言わないと、あと出版社にも >>658
幕末ぐらいに重罪人の亡骸から中身抜き去って内部に塩をみっちり詰める
そののち塩の詰まった甕などに埋めて保存
後で引っ張り出して見せしめなんてことがよくあったらしい
だが後日改めて公開処刑で晒し者という時に蓋を開けると異臭が凄い
こっちも死にそうだとかいう記録が残ってるよ 関ヶ原とかで死んだ侍から刀とか金目のものを盗んでた連中は大変だったんだろうな まあそこまでいくと鼻が馬鹿になってあまり匂い感じなくなってそうだが 死体漁りは、服に染み付いた腐臭が洗っても取れないレベルになるから捨てなきゃいけなくなるみたいな話は聞いた 加菜子の死体を長期保存しようとすれば、
できるだけ早く、エンバーミング(死体の防腐処理)を行う必要があるな。
雨宮の前に、加菜子の死体のエンバーミングをやってくれる、親切な人wが現れた。
昭和27年は、朝鮮戦争の真っ最中で、
朝鮮半島で大量生産されたアメリカ兵の死体は、
日本に空輸されて、日本の米軍基地で、防腐処理が行われた。
そこでエンバーミングをやっていた日本人職員がいて、
加菜子の死体の防腐処理をやってくれた、という設定で。
そして、加菜子の美しい死体は、
第二、第三の殺人事件を引き起こすわけだけど、
それは、後日の話。 頼子ちゃんのお話聞きたいな
加菜子ちゃんは、死体でも箱の中で美しいですね しかし幽だけじゃなく怪まで休刊とはな
幽は刊行できるのが不思議なレベルだったからまだ分かるけど
怪は歴史もあるし名前だけでも残せば良かったのに
統合して新雑誌となると、小説の連載にも当然目玉が必要だからな
創刊号では恐らく巷説の新シリーズが始まると見た
或いは陰摩羅鬼みたいに百鬼夜行の新作長編の一部だけ載るとか >>677
河童の最終回読まれました?
夫が最高傑作級の出来だってはしゃいでるんですが、私単行本派なので読めません。てか今は読みません。
でもあまりのはしゃぎっぷりに気になって仕方ありません。 >>675
加菜子ちゃんの匣の中の死体を、
どうやったら腐乱させずに美しく保存することができるか、
ということを話し合っていただけですw
真っ黒な干物になるのもイヤ。 八犬伝やらないかな〜。
小平次読んだ時に、文が575だったから、これは前兆!?と思ったものだった。 虚実妖怪百物語のゆうきまさみによる完全漫画化、を望む!!
ゆうきさんのはRとパトしか読んだことないけど(カラーうまくなったのかな?)。 八犬伝はやる予定だったけれど、分解して組み立てても八犬伝にしかならないって言ってた いや八犬伝を書くんだからそれでいいのでは?w
まあ江戸怪談みたいに現代的に話を作り替えるのが難しい作品だからな
京極だし、超能力や超自然現象を書くつもりは当然ないだろう
でもそうすると八犬伝の面白い部分が殆ど成り立たない 八つの宝玉を持った八人の勇者の物語だからな。
江戸時代にも、ラノベがあったんだ (´・ω・`) 八犬伝って、江戸時代の作品なのにキャラ萌え物のツボを押さえててすごいよね
腐女子の心をガッチリの女装できる美男剣士もいるし、ショタの心をガッチリのチビッコ剣士もいるし
ポジション的に全方位に対応できるキャラをそろえてる
狙ってつくってたとしたら、滝沢馬琴はすごい人だよ >>687
狙って作ってるんだろうな ナチュラルに書いたら偶然全方位のキャラができると思ったのか? キャラ萌えみたいな現代的な視点で読み替えれば何でもそう見えるんだよ
八犬伝じゃなく古事記や聖書だってラノベのように読み替えることができる
例えば白浪五人男だってキャラ立ちしてるって言えばそうだし、
八犬伝の原典の水滸伝だって個性的なキャラがウジャウジャ出てくる
キャラの描き分けは何も八犬伝だけが突出しているわけじゃない 三国志に女装やショタはいないだろ
8人のメンバーのなかにそれを厳選してねじ込んでるのが凄いじゃないか
男向けの冒険活劇に、女ファンも取り込める要素をしっかり入れている
老若男女楽しめるようにできているのがすごい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています