【90歳まで】島田荘司61 【活動を止める気はない】
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秋好と三浦、どっちが面白く読めた?
双方分厚いからどっち先に読むか迷う >>654
個人的には秋好かな
幼児の頃の戦後の過酷な状況から始まり
成人するものの何をやっても長続きしない駄目男が
人を殺めるまで至ってしまう転落人生をたっぷり堪能できる
三浦も面白いけどね
ロス疑惑の謎と異国ゆえの得体の知れなさは魅力的 実際の事件扱ったものは全く興味持てないな
それならまだほんの少ししか読んでない吉敷シリーズ読むほうがいい
御手洗シリーズは全部じゃないが大体読んだ ノンフィクション作品こそ島荘節の本領なんだが
つか全作品読めよ 三浦事件は、アメリカと三浦本人が現実にどんでん返し食らわせるところが面白いw
そこまで盛り込んだ増補改訂版を出してほしいところだ ガチレスだけど、もうロス疑惑には関心がないだろうね
【御大の関心の推移】
文壇を見返す(社会派、後に社会派と本格の融合)
日本人論・都市論(→文明論)・クルマ
後進応援(新本格派)
冤罪
やおい
脳科学
後進育成(賞主催)
とてもざっくりだが、こんな感じに俺には見える
穴埋めやツッコミなど求む 駄作しか書けなくなったバカミス作家を「御大」と称し
奉ずる以外にいよいよ選択肢が無くなってきた
仕事ができない無能な爺の
残り14年程度のその人生の有り様ほうが、
興味深いのでは >>659
冤罪あたりに死刑廃止論も
そういえば南波杏元気かな >>659
当時の噂の真相という雑誌で
当の三浦から確か「この人、自分で結論を作っていて、こっちの話を聞かない」
みたいなダメ出しされていたからね…。
面白がって読むのはいいけれど、信用したらいかんよ。
師匠と仰ぐ高木彬光も、そういや連合赤軍の事件をノンフィクションぽく小説化していたな。 秋好の遺族の娘さんにも、そっとしておいてと
何度もお願いされてるのに突撃しまくって
あげく逆ギレしてたりもしたな 個人的な感想だが三浦はやってるだろうね
むしろ本人の生き様や状況からやってないって考える方が難しい
犯罪者特有の太々しさがあったよ 占星術殺人事件を読み終わって、トリックに感動したのですが、このシリーズはずっとこの形式
で行ってるんですか?
主人公達が過去の事件にあーだこーだ言ってる事にページが費やされて、話がなかなか動か
なかったので、ちょっと疲れてしまった(^_^;)
それに御手洗潔は本当に鬱病!?本当の鬱病は立てなくなる程と聞いたのですが。。。 >>667
当時の鬱の知識なんてたいしたことないから
(専門家も含めて) 自称鬱の症例が増えただけで今だって大した知識なんざねえよ >>667
リアルタイムで御手洗が事件に関わってるのもある。
色々だから、とりあえず読めば?としか言いようがないです。 あとがきで島田さんが「デビュー作なのにいまだ代表作」とあったので、占星術のみ読めば十
分?と思ってしまったもので、つい書き込んでしまいました。
では斜め屋敷の犯罪を読んでみます。綾辻さんの館シリーズの原点なのかしらん。 >>667
作品によって違うが、御手洗がほとんど出てこなくて、延々とサイドストーリーが続くパターンは結構ある >>667 >>671
説明しよう!(`・ω・´)
数十年前の事件を当時の事件記録から推理解決してみせる『占星術殺人事件』の形式は、日本発のベッドディテクティヴ作品とされる高木彬光『成吉思汗の秘密』(1958) への熱烈リスペクトなの
松本清張を筆頭とした社会派推理小説全盛の中で、古色蒼然とした本格探偵小説の復活を企てて書かれたのが『占星術』です
かっての本格探偵小説作家・高木彬光のシリーズキャラクターだった名探偵・神津恭介の引退作として書かれた『成吉思汗』
それに対し、自身の生み出した新たな名探偵・御手洗潔のデビュー作を敢えて同じ形式で書くことで、島荘は本格復活を強く宣言したかった、いわゆる「終わりの始まり」を意識したわけ
だから『占星術』以降の御手洗は(神津とは逆に)リアルタイムの事件を次々と解決していくのが主流になってる
御手洗の躁鬱については、高木彬光が神津を引退させた理由の一つ、推理コンピューター化し人間離れしてしまった点が影響してるのかもね
あと『斜め屋敷』は綾辻の館シリーズのもちろん原点です >>672
御手洗は天才だから、最初から出てきたらあっという間に事件が
解決して、連続殺人とか起こりようがないからな。
だから過去の事件とか、後半になってようやく登場するとか、
後は御手洗だけ離れた場所にいて、石岡が助けを請うっていう
パターンが多くなる。
「占星術」が過去の事件なのは、トリックの為っていうのが
大きいような気はするけど。 >>674
暗闇坂なんかは御手洗ずっと出てて解決に結構時間かかったよな
もう内容だいぶ忘れたけど 初期作の御手洗は結構苦労してるんだよね
いつからか事件の内容を聞いただけで答えがわかる
超人探偵になったけど 暗闇坂は長男が殺され、御手洗が出馬してあれこれ捜査していたが、
途中でジェイムズ・ペインの謎に興味を奪われ、イギリスのネス湖畔に行っている間に次男と母親が死んでいた
御手洗が現場にいて次の殺人が行われたという前例はまだ、ないと思う アトポス終わったから龍臥亭に入る
ハードカバー借りたけどでかいな >>677
前例がないと言い切るのはネタバレな予感 >>667
令和にもなって何の前知識もなく占星術のトリック堪能出来たとは羨ましい
むしろ一周回って今の若い人は金田一少年知らなかったりするのか おお、火刑都市、、、
10歳の頃にテレビドラマを「寝落ち」して以降、
犯人が謎のままウン十年、
区立図書館を含めて
「この世のどこを探しても」
存在しない幻の本だったので、再刊は非常に助かります
(区立図書館に購入させる、という意味で) 「ウン十年前」によく島田が映像化を許可したものだ
まだ若くて突っ張っていた頃だろうて >>683
拒否してたのは御手洗ものだけで、他のは何本か映像化されてるで 火刑都市読んだような読まないような…
今のうちに一度読んでおこうかな? >>682
Amazonで普通に中古あるし、全集にも入ってる
幻の本でもなんでもないやろ たかが数百円でも図書館じゃないと読まない
乞食がいるんですよ、信じられないことに タダ見や立ち読みすんなとは言わないけど、何でそれを誇示するかねえ
万引き自慢するようなバカと同じだぞ
趣味に数千円、数百円さえ出せないマジの敗残者や弱者だから
自分を追い込んだ社会を少しでも出し抜いて勝った気になりたいんだろうか ミステリーバカにしたいんでしょ
純文学とかのほうが高尚だと思い込んでるタイプ その図書館になくても予約すれば、書庫とか近隣の図書館から取り寄せてくれるはず
俺の住んでる県で、県内図書館横断検索掛けたら10件以上ヒットした
区立と書いてるから、都内で横断検索したら81件ヒットした
全然幻の本じゃねーぞw 島田作品で幻の作品なのは砂の海の航海じゃないかな
図書館にも少ないし、Amazon中古で文庫なのに1720円ついてる
あと、星林輪舞とかも部数が少なそうだ 幻かどうかはさておきいい年して作家に金を払おうとしない態度を指摘してるんでしょ >>696
それは他の人が言ってることで、俺は読みたいんならちゃんと探せよと言ってるの
俺は別に図書館を否定しないので 簡易検索結果|「火刑都市」に一致する資料: 14件中1から8件目|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books?ar=4e1f&any=%E7%81%AB%E5%88%91%E9%83%BD%E5%B8%82 >>697
そうだねごめん
自分も島荘との出会いは小学生の頃図書館だった
それからコツコツ集めてきたからお金を落とさないぞっていう姿勢に反応してしまった 島荘との出会いか・・・
自分は42歳だけど、中2の時に市立図書館で手に取った「奇想」が出会いだったな。
もともと鉄ちゃんなので西村京太郎を読みまくっていたが、
物足りなくなって他に面白そうなミステリーを探している際に、偶然出会った。
カッパノベルス版の表紙絵や、副題(札沼線五つの怪)が刺さったんだよね。
読み終えてから「なぜ表紙絵がキハ35なんだよ?(キハ35はディーゼルカー。作品中にディーゼルカーは登場していない)」と思ったけどw
みんなの出会いは? いきなり異邦の騎士を渡してきたアイツは元気だろうか… >>700
西村京太郎から入ったというところが全く一緒で驚いた
図書館の西村作品を読みつくした後に、はやぶさ・夕鶴・Yの構図を一度に借りて帰った
その後トラベルものに飽きて、綾辻の館シリーズを読んだ後に、
占星術・斜め屋敷はもっと凄いぞといわれて、あれ同じ作者じゃん!?となった >>700
46のおっさんだけど先週占星術読了したばかりで、これが初島田作品。 御手洗潔のメロディを大学卒業した頃にたまたま読んだのが最初だな
島田荘司っていう有名なミステリ作家がいることはそれより以前から知ってたが、
どういう内容のミステリ書いてる人なのかは知らなかったから、
igE読んでライトノベル的な天才探偵なのかと思って、
占星術とか暗闇坂とか初期作読んだらホラー要素強くて騙されたと思ったわw ン十年前、まだ学生だった頃、
占星術を読んで大トリックに打ちのめされてはまった。 俺は綾辻からの逆輸入って感じだった
館シリーズが好きで読んでて主人公の元ネタの作家ってどんなのだろうって読んでみたら嵌った
むしろ綾辻が物足りなくなった 御手洗潔シリーズのラスボスは異邦の騎士の益子だと思っていただけに
九州最大の暴力団の組長(星籠の海)というのは
少し意外な感があった
せめて「日本最大」と言ってくれれば たまたま会社の本棚に占星術殺人事件の文庫本があった。
あの会社はブラックでクソだったが、その点だけは感謝だな。 御大も出し惜しみせずに田村正和で御手洗映像かしてたらな >>700
わかるわ、カッパノベルズの表紙絵いいよね 金田一少年関連から知ったから最初に占星術から入っていけたのはラッキーだった 俺は中学生の時にゲームのかまいたちの夜やって我孫子武丸を知ってそこから辿り着いた 新潮文庫の、「新しい15匹のネズミのフライ」読んだ人います? ハードカバーでなら読んだけど
まぁまぁ好きな作品だわ 幻といえば愛知県内の図書館で検索かけたら水晶だけなかったな
もう読んだからいいが 消える上海レディ
消える水晶特急
水晶のピラミッド だんだんと衰え始めた頃の作品かな
>水晶のピラミッド
メカニズムの説明が冗長、というのだけ憶えていて
話自体は全く憶えていない 島荘のピラミッドといえば何といっても
ジャック・フットレル(「推理機械」作者)登場!
あと古代エジプトの女の子の最後が可哀想、ひでえ 分厚い上に読む時間が無駄だったなと思った作品はハリウッドだけ ハリウッドの続きはいつか出すつもりらしいが恐らく出ないまま終わるだろうな >>737
このサイトは放置されてるのか
デジカメの写真観れないな 盲剣楼読み始めたんだけど
全然ページが進まない
なんの苦行だ?
これ、読み終わった時に
読んでよかったと思えるの? このスレでもあんまり感想を聞かないから
読んでない人多いよ ミクルの話よかったけどラスト慌てて読んだのもあってどう絡んでたのか覚えてない フットレルの思考機械は凄く面白かったよ
小学生でホームズ、中学生でO・ヘンリにはまった俺は短編至上主義(長編嫌いメンド臭い)
魅惑的な発端と意外な結末(鮮やかなどんでん返し)で終わるケレン味が何より大好き
短編推理マイベスト3は思考機械、ソーラー・ポンズ、加田伶太郎
次いで隅の老人tとロアルド・ダール辺りかな
島荘と平成新本格初期を除けば高木彬光しか長編は基本読んでない >>739
俺は2/3くらいのところでどうでもよくなって、後ろのほうパラパラして真相だけ確かめたわw
作中作部分が楽しめなかった 盲剣楼は火事からの脱出が全く説明されてなかったので萎えて以降はどうでも良くなった この推理作家はいつから衰え始めたんですかね
「斜め屋敷の犯罪」の頃からだろうか
という冗談は措くとしても、
「パロディサイト何とか事件」の頃は
もう、やばいでしょう パロディなんちゃらはいまだに読んでないわw
しかしそれより後のネジ式ザゼツキーとかは面白かったぞ 自分で使ったネタ(トリック)を再利用するよな。
意識的にやってんのか、忘れてまた使っちゃうのかは知らんけど。 パロサイは長過ぎ、読み始めてすぐ飽きて投げ出したし
いつの間にか続編まで出てたのにも呆れた
あれで島荘から一時離れた人も多いんじゃないの まあ本格はアイデア出尽くしてるし
長く書いてると使いまわしも止むを得ないんじゃ
同じトリックでも要は見せ方の問題じゃないかな
あとホームズが元ネタな作品多いし目立つね
赤毛連盟とか3回くらい使ってたはず ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています