【90歳まで】島田荘司61 【活動を止める気はない】
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>>850
全然違う感じかな。
島荘みたいなガチガチの本格とは路線が違う。 殺戮は物凄いグロ描写にも参ったけど最後は衝撃だったな
仕掛けは古典そのものだけど占星術や十角館並に絶句した
最後の最後の本当に最後で出してきた点で今も忘れられん 叙述は好かんな
綾辻の迷路館の実は女でした、男なんて描写どこも無いでしょ?(ドヤッ
みたいなのもだから何だって鼻白むだけ
好きな人には悪いがこういうの読んで「あ〜やられたw(おでこペシッ)」って喜ぶ感覚が分からん メイントリックに絡んでくる叙述なら良い。話に上手に絡んでくるとなお良い。
貫井徳郎の慟哭とかね
メイントリックや話にあまり関係ないのに叙述入れてみましたってのは受け付けないなー
実は全員老人でした!の某作とかね 龍臥亭読み終わった
1冊にまとまってるやつでかすぎで辞書みたいだわ
里美は今後もでるみたいだけど島田荘司は美人だけど気の強い変わり者みたいなのが好きなのか よく言えば芯があるというか 竜臥亭事件は、最初のあやしげな数ページを読んで
ああ、こいつが犯人だな、と思ったら
本当にそうだった 御手洗の手紙たしかに良かったな
しかし龍臥亭事件をきっかけに石岡君が情けないポジションから脱却していくのかと思ったら
別にそんなことはなかったわけだが なぜ英語ができないのをそんなにコンプレックスに思う必要があるんだ?
まったく理解できない 石岡くんは毎度愚痴と卑下がすごすぎてそろそろうざい
あと御手洗を変人扱いしすぎ
ああいうの一緒に生活してみないとわからんことかもだけどさ 石岡は里美とやりまくって結婚する展開で良かったのに 龍臥亭事件の頃は40代の石岡と10代の里美とか気持ち悪かったけど
今60手前と30半ばって聞いたら無しではないなと思ってしまう そりゃそうじゃね?
70のジジイに二十歳の愛人はアリでも、
60のジジイに十歳の愛人はないw 赤川次郎という有名な作家は
さえない中年男と美人女子大生の恋愛ものばかり書いていた
35年前には世の中に「そういう需要」があった
ということだ >>867
> 龍臥亭事件の頃は40代の石岡と10代の里美
それを当時リアルに石岡と同じくらいの年齢だった島荘が
書いたことがさらに気持ち悪いんだよな 里美母、ミチと年齢的に釣り合いそうな女が他にいるのに
あえて女子高生にロックオンする石岡
ロリコンやないか 犬坊里美の冒険で冤罪受けたホームレスからセクハラされまくってるのは可愛かった 尾登君?にときめいてたしそっちとくっついたのかな
それとも仕事に燃えてるのかな 石岡が40代になった時石岡も年とったなーって思ったもんだが >>872
とはいえ龍臥亭に続いてPの密室読んでるけど里美に恋人できたのかと思って心配してるからなあ ぎりぎり恋愛関係が成立する年齢差だと凸凹コンビじゃなく恋愛劇カテゴリになってジャンルが変わってしまいますがな 里美ママの淫乱ファック良いよね
幻想だと只の空気おばさんになってて残念 里美も淫乱体質受け継いでるんだろ
石岡の知らないところでヤリまくってるんだろうな 最近過去の話ばっかで今のレオナと里美どころか、石岡、御手洗も何してるか良く分からないもんね >>881
村中の男たちと
ヤリまくったなんて
ただ者じゃないぞ 大阪で1番恥さらしな男、究極の汚れ、ゴキブリ男が書いた
ノンフィクション自叙伝
【ゴミと呼ばれて刑務所の中の落ちこぼれ】
中学2年時に覚醒剤を覚え、17歳から45歳まで【少年院1回、刑務所8回、合計20年】獄中生活を繰り返した男だったが、ある出合いで生き方を180度変えて見事に更生した奇跡の一冊!!
楽天ブックス、アマゾンなら送料無料 火刑都市改訂版で「冒頭から丹念にゲラの朱入れを行い、見違えるようになった」ってのは、
全面改定したはずの全集から、さらに全面改定したっていうことでいいのかな? https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000339116
本書は2010年12月に南雲堂より刊行された『島田荘司全集IV』の
「改訂完全版 火刑都市」を加筆・修正したものです。 うーん、こういうのってどうなんだろう?
「見違えるようになった」って言っても、あくまで本人の目から見た話だし
未熟だけど荒削りの持つ強烈鮮烈な魅力っていうのも世の中あるからなあ
映画とかでも巨匠名監督の全盛期の作品はいつまでも残ってるのに
晩年近くの最高作や集大成と銘打った作品はすぐ忘れられる例も多いし 綾辻と島荘の確執って何があったの?
ググッても操り人形にちなんで
命名したとかいう人間性を疑うような法螺話みたいなのしかでてこないですが 全集に入れた「改訂完全版」を改稿するのはどうかと思う >>894
島荘が構想していた作品のトリックが綾辻の新作とかぶることがわかり
島荘は急いで書き上げて綾辻の新作刊行の半年後に島荘が刊行
でもめたんだっけか?
作品名は伏せとく 綾辻はAnotherがアニメ化され萌え豚にも認知されるところになったが
御大はそういうの無いな
太古の腐ったオバサンの支持ぐらいか 書いてて思い出したがYAKATAっていうクソゲーも出してたな綾辻w
御大の作品のゲーム化はまだか >>894
島荘が新本格派の若手に対して、コード型の作品ばかりじゃダメだよという内容の論文を書いたんだけど、
実質綾辻が対象みたいな内容で、しかもかなり事実誤認が多く、我孫子武丸が反論文書いたりしていろいろ揉めた
数年後に島田綾辻の対談で、綾辻はあの時島田さんが言ってたことがわかりましたって言ってる
もう20年以上前の話で、今でも付き合いがあるわけだから、もう揉めてはないんじゃないかな
我孫子とは知らんけど 新本格村の確執って二階堂黎人と巽昌章みたいなのを除けばそんなにドロドロしてない気がする
御大のコード型ミステリ云々ってハイブリッドヴィーナス?
あれも面白く読んだし 数年前のイベントで綾辻と一緒にトークショーとサイン会やったじゃん
大田区の池上本門寺近くの会館だったか
天然ボケの御大を綾辻が弄りまくってたっけな 島田荘司はエッセイとかで「コード多用型ミステリ」とか書いてるけど、どういう意味だ?
過去のパターン使ったミステリってこと? >>902
平たく言うと
本格ミステリという枠組みの中でしか通用しない作劇技法や文法、となるんじゃない
一番わかり易いのがまず主人公達が絶海の孤島に集められて・・・・っていうクローズドサークルの構築ありきだったり
天才で変人の建築家が作ったトリッキーな館が舞台装置になったりとかそういうの >>903
>天才で変人の建築家が作ったトリッキーな館が舞台装置になったりとかそういうの
斜め屋敷とか水晶のピラミッドとか摩天楼の怪人みたいなのか >>903
>>904
見事なブーメランな気がするのは俺だけか? 館とか孤島とか密室といった本格推理ではありふれた道具に頼った小説ばかり書いていてはダメだって言いたかったんだと思ってた > コード多用型ミステリ
島荘が言いたかったのは、オレみたいな
創造性溢れる天才は書かない凡庸なミステリってことじゃね 別にそれがダメと言ってるわけじゃない
それ以外のものも大事ってことだよ
だから本人も本格と社会派合体させたような作品書いてたでしょ ミステリの”お約束的なもの”、と言い換えてもいいのかな
クローズドサークル、トリッキーな館、密室、見立て殺人、閉鎖的な村の因習、過去の大量殺人事件、絶対者である探偵と補佐役・・・。
ここで挙げたような材料にトリックのアイデアがあるだけで本格ミステリらしきものは誰でも書けてしまう 一時期わざと双子やら密室やら出してそれを逆手に取ったメタ的なミステリ流行ってたけどね
今の主流は何なんだろ 鮎川先生が推薦文書いてたけど、
読んでないのか内容には触れてなかったw アニメで虚構推理やってるけど、あんなのまで本格ミステリ扱いされてるんだろ 綾辻との確執といえば
島田と綾辻一派を犬に見立てて皮肉ったような短編は酷かったな 今回の新刊の表紙、いいね
御手洗さん
街道沿いみたいなのが出てて、雪風吹のやつ…
御手洗はでてるの? 御手洗はでてないのか〜残念…
でも久しぶりに買ってみたかった。
お金ができたらね
図書館にうまくはいるといいのに… 明石散人「東洲斎写楽はもういない」を17〜18年ぶり位で再読中
過去2回は普通に読み物として通読したけど今回は文献探索テキストして精読
読んでると島荘の方の写楽をあれこれ思い出す、そういう意味では面白い
明石スレって無いからこっちに書いてみた 異邦の騎士読んだ。めっちゃよかった
んでヒロインはりょうこなの?よしこなの? >>924
写楽についてちゃんと勉強しようとすると
ガチ系な考証本は2012年9月の中嶋修という人の分厚い本が最後で
以後の7年半、出版されたのは
突飛な新説系の謎解き本とフィクションと昔の本の文庫化か再販しかない・・・
もう写楽のことは調べつくしたから新ネタねーよということかいな。
そろそろ、近年の研究をカバーした写楽本がまとまってもいい頃なのにな。 >>924
今年、東洲斎写楽はもういない30周年やん。
高橋克彦が別人説をやめて、斎藤十郎兵衛支持にまわって30周年。 寛政の改革でオランダ商館の江戸参府が4年に1度になって
変更後の1回目が1794年だったこと
オランダまで行って調べなくても
普通にそこらへんの歴史参考書に載っていると気づいた時は衝撃だった。 そこは小説的な演出でしょ
現実と小説の中の現実はイコールじゃない
極端な話、島荘の世界じゃ物理法則すら俺らの知ってるものとは違うし
まあそれにしたって失笑ものの描写だとは思うが 館の非現実性はトリックさえ面白ければそういうもんだと思って割り切れるけど
龍臥亭幻想の爺ちゃんの非現実的な強さと痛み耐性はちょっとこれはないんじゃ・・・・と思ったなあ
偶然に頼りすぎてるしね あれはもうギリギリ一杯の瀕死で必死で歩いてる坊さんの後を
ゾロゾロ興味本位でついて行く石岡君たちの様子を想像するとシュールだね
坊さん「色々限界なんだよ!ついてくんな!」って思ったろうな >>931
オランダ商館長の江戸参府は幕府の公式行事だから
徳川実紀に参府のことは書いてあるんだよな。
たぶん作中は徳川幕府が正史を編纂してない世界観だったのだろう。 最後のディナー読んだ しんみりするけどよかったわ
しかしもう御手洗本人は出てこないのかねえ 読者が事実と勘違いする様な紛らわしいフィクション部分はちゃんと明記すべきだろうな
是非はともかく今はもうそういう時代だし
写楽は後書きも結構長く書いてたと思うし、そこでハッキリ説明すべきだったと思う
大根奇聞だっけ、あれは後書きか何かでちゃんと明記してた、それ読んでガッカリもしたけどw >>794
>マイノリティの中に安易に「神」を見出すな
随分前のレスにアレだけど
笠井潔良いこと言うなあ
創作の動機としても話の作り方としてもそうした方がやりやすいってのもあるんだろうけど
マイノリティ文学、村文学、みたいなのって確かにもう流行らないね >>940
写楽がタチ悪いのは
物語の上の都合で現実よりも学術研究を二十年か三十年は遅らせているのに
作品の中では学者の怠慢のせいで研究がぜんぜん進んでないとののしっていること。
おまけにオツムの弱い読者が本気にして、学者はどうしてこの説を認めないんだ!といいだすから…。 小説中で事実っぽく書いてあると、何でもそのまま受け取っちゃう層が昔から一定数いるんだよな
斉藤栄の「日本のハムレットの秘密」とかも素直に信じた人が多かったらしくて問題視されたはず
島荘も大根奇聞はフェアだったけど、飛鳥のガラスの靴では何の説明もしてないから長年気付かなかった
やっぱ長編になると付き合わされた読者の反発も大きいから、後から注記するのに躊躇するんかな 「アルカトラズ幻想」なんて、
駄作ばかりのこの30年の中では面白い方かなと思っていたのですが、
他の方の評価を見ると低っくいんですね 飛鳥の場合、ここがフィクションと他人が説明しようとすると即ネタバレになっちゃうんだな
作者本人が説明しない限りは気付いた人も公然と語りにくい(現地は確実に迷惑だと思うけど)
写楽の場合も島荘説として具体的に取り上げると即バレだから、批判を免れてきた節があると思う
意図的かどうかは知らんけど、もしバレタブーで煙に巻くことを計算して書いたんなら、ちょっとな >>944
読んだことないからよく分からんけど
大長編の果てに豪腕力技で全てをひっくり返す結末で呆気に取られるんだっけ? アルカトラズ幻想で面白いのは
パクリの引用部分だから アルカトラズ好きだわ
島荘らしいぶっ飛び感覚をたっぷり味わえる アルカトラズは恐竜の話が面白い(どっかで聞いた事ある内容だけど)
オチは島荘読んでる人ならよめる
壮大なのに「ふーん」ってなるのが残念 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。