原りょう(原ォ)その9
ストリートビュー見たことなくて自分の車の名前わからんイタいおっさんなってるやん 都知事選の投票所入場券が昨日届いたので・・・
というわけでもないんだが「そして夜は甦る」を引っ張り出してきた
読んだの遥か昔なんで内容はほとんど忘れてた
沢崎、こんな愉快な探偵だっけ?という
短編や「さらば長き眠り」からの人格者なイメージからすると
ハンドルぶっ叩いて「なんという早とちりだクソ!」なんてまだ青くて新鮮 どんなに渋くてもセコム上がりってイメージが抜けない 新装文庫版の表紙イラスト
そして→第三の男のハリーライム→作中の喫茶店のシーン
少女→そのまま登場人物のヴァイオリニストの少女と母親
天使→「少年の見た男」
さらば→単行本とほぼ同じ図柄
愚か者→作中の映画ライブラリーの時代劇
で合ってる?
愚か者の赤い服の女性は誰だっけ 文庫本の表紙は前の方が都会的で好きだったんだよな
学生時代は東京に住んでいて(よく新宿は行った)、今はUターンして田舎の政令市に住む俺w 新装版は持ってないな
それまでの明日もトールサイズで出るんだろうけど通常サイズで揃えたいわ 俺はあの新装版嫌いではない
イラストが明快に内容と結びついてるのがいい トールサイズは字が大きくなって、それに何か違和感を感じるね
以前の方がしっくりくる
他の出版社も真似してこないし、改悪かも 佐伯はこんなにレギュラー化するとは思わなかったよなー
そして〜に登場した(クソ生意気な)時は何だこいつと思ったけど
田島は多分、マーロウのランドール警部ポジだと思う 大いなる眠り(死)vsそして夜は甦る(再生)
さらば愛しき女よvs私が殺した少女
ここまでは割と対になってたんだなと
特に2作目は一人称の語り手が「女」に別れを告げるタイトルなわけだし 原先生大丈夫かな
大雨ニュースで鳥栖が映ったんだけど それまでの明日読了
出版までも長かったが、さらに自分がこの本を買ってから
読み始めるまでに2年かかった
オチが弱い上に長くてテンション下がった
皮肉のきいた文体はよかったが、最後まで
沢崎のへんなこだわりに付き合わされた感がある 今更ながらそれまでの明日読んだわ
沢崎こんな性格だったけ?とちょくちょく思うのは俺が原作品久々に読むからか、沢崎の老いを描いてるのか
相良との会話は今までに近い印象受けたけどね
あと、リューインの消えた女をだいぶ意識してるよね。やっぱこの人チャンドラーよりリューインの影響の方が強くないか リューインも高評価してるけどね。あら方絶版になっちまったなぁ。 リューインおもしろいのにね
古い翻訳の電子化は原作者と翻訳者と許可取らないといけないので面倒だろう
今は出版契約に入れてるけど なるほどな
ってことは薔薇の名前とかもKindle化は無理なんだな
作者も訳者も亡くなっとるし シリーズものの主人公の性格が変わるってのはよくある話だけど
まあ俺はその沢崎のキャラ変がやでそれまでの明日まだ読んでないんだけどね まあ、実際の日本の探偵って浮気調査とかがメインだし、
沢崎もあの辺が日本の探偵としての限界って感じで書いたんじゃない? 本屋へ行ったら、『それまでの明日』の文庫版が売ってた いつもは短編小説がついてたと思うけど、
今回は原さんのあとがきだった そうか、もう2年半経ってるから文庫化されてもおかしくない時期か 単行本を揃えることにしているから、文庫本は買わない
書店で文庫新刊の著者後書きを立ち読みしてきた
新作は『それまでの明日』の続編で
タイトルは『それからの昨日』
『それまでの明日』脱稿前に書き始めたらしい 最新作は
最も面白いのが赤坂の料亭のシーン
というのが、ハードボイルド小説としては
決定的に終わっていると思う ケチをつけるのは自由だが、原ファンとしてはウザいな 原ォはチャンドラーが好きなだけで
別に自作をハードボイルドとは思ってない チャンドラーは70歳で亡くなったが、原ォは74歳
90歳まで生きるとしたら、あと2作はいけるかな >>131
いや一番面白いのは相良との対話シーンやろ ムッシュ中島っていう実演販売士が原先生にそっくりで驚いた 文庫化に際し14年間の沈黙と執筆の裏側を語る「著者あとがき」を付記。 https://twitter.com/sa_ki36/status/1310419462877671424
2010年の設定なのに、高級料亭が個人情報をペラペラ話すなんて有り得ない!
……って意見を前にどっかで見た記憶があるんだけど、有り得るかも知れないね
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>135
私も相良との会話が印象に残ってる。
相良の、わかりやすい暴力性とその逆の性質を併せ持つようなところが面白い。 マーロウは弱者に寄り添わないみたいなことはよく言われるが沢崎は弱者にも寄り添ってるよな 沢崎の私生活はアパートで一人暮らしだから、たいして描くことがないよね
恋人もいないからセックス描写もない
ただ、事件絡みで美女と粋な会話をする描写はもっと欲しいなと思う
「あなたのようにタフな男がどうしてそんなにやさしくなれるの?」
「タフでなければ生きていられない。やさしくなれなかったら、
生きている資格がない」みたいな・・・ 原ォも魅力的な女を造型できなかった代わりに
沢崎という魅力的な探偵を造型できたのだから偉大だ そらマーロウって中身はイギリス貴族だからな
弱者に寄り添わないのも当然 マーロウは貴族か…
沢崎は何だろうね。ジメジメとした情念の日本文化の中ではハードボイルドな探偵は生まれずらいのかな。 じっとりと濡れている日本文化の中では、
沢崎は乾いている方だから、きちんとハードボイルドにはなっている
ただ原ォの小説では、沢崎と男とは粋な会話になっているのに、
沢崎と女とでは印象に残る会話がないのが残念だ ハードボイルドの醍醐味は、タフな男がクールな態度で、
危機に陥った美女を助けるところにあると思うな ストイックな男に美女は似合うね。
武士は食わねど高楊枝のような。ノブレス・オブリージュか 海津一樹に魅力なし
子供相手にHB?鼻で笑うわ
大人を登場させてくれ 社会に出てから、他人を「おまえ」呼ばわりしたことない
やたら「おまえ」を使う沢崎に違和感
相良の話は浪花節
以前、丁寧な言葉を使おうと反社は反社だとバッサリ斬捨てたところに痺れたのだが マーロウはイギリス貴族じゃないよ
パブリックスクール出身の紳士
ブルジョアの子弟が通う 年末年始の過ごし方が想像出来ない沢崎。家にこもって再読するか そういえば沢崎って映画も観るんだっけ
趣味は囲碁だけだと思ってた あ、すまん
ジャンギャバン好きなのは沢崎じゃなくて、原さんだったわ >>117 でリューインが紹介されていたので読んでみました。
沢崎に似ているとは個人的には感じられず、キザな台詞や雰囲気はやはりマーロウかなと思いました。
とはいえリューイン「A型の女」面白かったです。 スマホの時代にハードボイルドは難しいよね
スマホをいじる沢崎は想像できない
かといって探偵仕事でスマホを使わないことは不合理で不自然とも考えられる ハードボイルド的なスマホの弄り方…
難しいな
船戸与一なら
時代小説にすると言ってたかも知れんな
まぁその時代時代に天才が現れて道を示すんやろうけどな 時代設定をスマホの現代でなく、20世紀末にすれば解決だ >>170
藤田宜永がやってる。あれは高度経済成長期だが。 情報社会、スマホ文化、SNS文化に溶け込むハードボイルドもいつか生まれるだろう >>166
手に入れにくいけど消えた女はほんとそのまんまだよ
依頼受けて調べていざ連絡したら依頼人が消えたって話 海津のキャラが個人的にはどうにも受け入れられなかった
あれは、お爺さんにとっての理想の孫なんだろう >>180
ライアルも深夜以外皆絶版だなあ。その深夜もしょうもない新訳版ときてる。 ネタばらしするつもりはないけど、
ライアルの死者を鞭打てとか、現代で発表したら即炎上だろうからね。 地の文の末尾が全部過去形。
潔いというより、開き直りと感じる。 時制の文体上の挑戦は
文体において様々な挑戦をしたチャンドラーでさえほとんど手を付けてない
難しい
文法上の時制は時間を表すだけでなく期間も表すし
それだけでなく話者の話題に対する態度も表しているので
一律に揃える方法では表現を緻密にするのは難しい
言語に対して生半可な知識の作家が失敗してるのをよく見る
日本語は他の言語に比べて時制が揃ってないというのも間違い
メソポタミヤ文明の頃から揃ってないのが普通 年齢的に次が遺作になるだろうから頑張ってほしい
それからの昨日
だっけ? 何か終わった感。パルプフィクション以降のタランティーノと言うか、ジェダイの帰還以降のスターウォーズと言おうか。 >>184
いま『深夜プラス1』を初めて読んでいる
訳は菊池光、カバーは矢萩喜從郎で、2003年版
100ページ過ぎたが、特に良くも悪くもない もう3年も経ったのか
それはタイトルがうろ覚えになるのも仕方無いな 原さん1946年生まれ、今年の12月で75才。
あと2作、3作。。
どうかお元気で チャンドラーと原の作品はまとめて一気読みしたし寡作だって事も知ってたから両名の読書歴は完結したと思ってたわ
新作(3年前)の存在は今知った
ポチるのではなく本屋で手に取ろうと思う 『それからの明日』はもう文庫化されているね
自分は原ォは単行本をずっと買ってきているけど、
今から買う人は文庫なんだろうな 全作品、kindleでセールになっとるな
単行本も文庫本も持ってるのに、全部買ってもうたw 文庫版と全く同じなら買おうかな
おまけ短編もちゃんとついてる? おまけ短編ついとるで
ただ、文庫本は実家にあるんで、まったく同じかどうかは確認できん 別の電子書籍ストアでも安くなってたから全作買ったわ
ちょうど買える分のポイントあって良かった >>225
とっくに読み終えたが、案の定つまらなかった
内藤陳はこれのどこが良かったのか 深夜プラス1がハマるのはフレンチフィルムノワールとかが好きな人だと思う。
内藤陳と言えば、書評見てロブ・ライアンのアンダードッグスを勝って読んだがピンと来なかったなあ。 アル中ガンマンの事を、やけにほめてた記憶しかない>内藤珍 〇〇を知らない?死んで欲しいと思うって、ライアルやったっけ? いつの間に文庫版の表紙変わってたんだな
前の方が都会的な雰囲気がよく出てた気がするんだが 当時の評価見てると「さらば〜」でそれまで褒めてた書評家なんかが急に評価落としたりしてるの面白いね さらばだよ
同じようなの書いてるだけ、沢崎の勘が良すぎるとか言われてる
5年ぶりで期待が大きかったのもあるんだろうね 推理作家協会賞獲ったことないんだよな
それまでの明日で28年ぶりに候補になってるけど結構厳しいこと言われて落とされてる
http://www.mystery.or.jp/prize/detail/10722 >>238
選考委員と原ォとでは作家としての格が違いすぎて違和感があるな。 >>238 沢崎シリーズのファンの俺からしても正しい評言だと思う。
また、これだけ個人情報の扱いに敏感になっている現代において、
会う人会う人が知り合ったばかりの探偵にこれだけの情報を提供することも出来過ぎのように思えて、
強く推せなかった。
準主役の梅津にしろ、聞き込みが稼業の沢崎に不用意に胸襟を開く。
特に、多様な人間が出入りする老舗料亭の経営者が、身元不詳で名刺も出さない沢崎を相手に、
いきなり店の売却話を打ち明けるなど、現実的ではない。人への距離の詰め方が甘く、
要所で主人公に都合のいいほうへと会話が転がっていく。 直木賞獲ってるんだから推理作家協会賞なんかいいじゃん。 推理作家協会賞は作品単体の評価ではなく過去の実績も考慮すると規定にある
だから28年ぶりに候補にしておいてこうやって落とすのはなんだかなと思う
さらば長き眠りの時は候補にすらせずに梅原克文のSFに授賞してるし 選ぶほうが位負けしてるけどな
俺も沢崎シリーズに弱点はあると(最近「そして夜は〜」読み返した時に)思ったけど、
個人情報の取り扱い云々は重箱の隅つっつき式のつまんない批判だと思った そんな的外れとは思わないな。
時代が変わったならそこに合わせないとそういう批判は出るでしょ。 別に今更「時代に合わせた」ものなんて沢崎シリーズに求めてねーしなあ
じゃあその合わせるべき「時代性」とは何なのか、
日本のミステリは現代の時代性を正しく測定できてるのか、
選考委員会はその時代性についての見解を共有できてるのか、
他の作品は全て時代に合わせられてるのか、などなどの問題も浮上する 細かい傷をつついた推協賞より直木賞の方がちゃんと評価してるの面白いよな
以降の作品では無理だったろうしこれしかない最高のタイミングの授賞だった セリフのキレは清水訳に一歩譲るが、一番分かりやすかったというかしっくり来た。村上春樹はちょっとな。やはり本職には敵わん。 春樹のは本人が清水訳の文体の影響受けまくりなのに
訳す時は清水訳から離れようとしてこねくり回した感があるよね
だから変に直訳調になったりしてる
創元のはまだ読んでないけど訳者的に普通に読めそうではあるが
手堅すぎて清水的なカリスマ性は持てないだろうなと思う(読んで違ったら謝ります) ハードボイルドスレにもあったが「それは私の意図ではない」には吹いたわ。
日本語になってねえよ。 こうも暑いとハードボイルドもなにも、ボイルしたくないやね 安倍晋三が撃たれて、真っ先にそして夜は蘇るを思い出した。
しかし、新版のカバーはセンスねえな。 私が殺した少女は特に残念
少女に引っ張られすぎだし全然ハードボイルドって感じがない 『私が殺した少女』を読んだのは中学生の時
ハードボイルドとしての面白さはよくわからなかったが、
謎解き物として楽しめて読めた
少しアンフェアだったと思うけど つまらなくはないけど死んだ少女の兄の行動がちぐはぐに思った。 言っちゃなんだが、沢崎シリーズはどれもそうだと思う
謎解きの整合性はかなり弱い
が、新本格の小難しい理屈じゃあるまいし、そんなものにこだわって沢崎シリーズを読んでるわけじゃないから >>262
再読し始めた
東神グループの神谷は他の何に出たっけ?
知人の女性を図書館だかに紹介するときに出たような? 「近頃のガキは大輔ばかり」
新生児に大輔が激増したのは、昭和55年八月以降。
昭和末期に小五にはなる世代だと「大輔ばかり」ということはない。 一年ずれるが荒木大輔フィーバーの頃だろう。あくまで沢崎の感想だからな。 みんな新版イラストカバー不評なのか
好きな俺は少数派か
それぞれストーリーを思い出させてくれていいと思うがな さらば長き眠りは、単行本のとあまり差別化できてないが
この↑作品に関してはデザイナーが腕を振るう裁量は限られてるのだろう 新版は都会的な雰囲気を感じないだけでなく、おどろおどろしいから俺は嫌 何か横溝正史みたいだよなw。まあ、確かに野球と能が深く関わってくるけど。 幸か不幸か、話の筋を全く憶えていないので
再読して楽しめそう
(「そのとき義経少しも騒がず」と自ら「実況中継」をしながら、という箇所だけ憶えている) 俺なら夜のマンションで落下する女のイメージをCGで押井守みたいな絵で入れたいとこだけど
今のご時世(に限らないのかもしれないが)、そういう刺激的なのはマズいんだろうな
でも「さらば〜」で一番喚起されるイメージはそれだと思う
登場人物の一人にも「実際に見てないのにあの娘が落ちていく場面がよっぽど頭に浮かぶ」って台詞があるし 新カバーは作中の要素に引っ張られ過ぎなんだよね
私が殺した少女なんかもマイルドすぎて全くハードボイルドって感じがしない >>280
押井の映画に出てきそうなイメージって事です >>278
さらば長き眠りは評価が評価が極端に分かれるよな
これ以降微妙になったと言う人もいればこれぞ最高作だと言う人もいる 「さらば〜」の事件関係者家族は両家とも同情してしまうが
「少女」の家族親戚連中はムカつくw何あいつら 「それまでの明日」みたいなのが最後なんてやめてよね。 75歳か
今までのペースからしてあと1冊新刊が出せたら…って感じかなぁ 執筆には体力、気力、集中力が必要だだろうし年齢的には相当キツそうだな >>281
なるほど。といっても攻殻機動隊の冒頭くらいしか思い浮かばないが。 シリーズ好きな警官キャラベスト3
1田島主任(何かと刑事と衝突する沢崎が珍しく心を開いてるし、以前も書いたがマーロウのランドール警部ポジションだと思う)
2伊坂警視(私が殺した少女の本庁のエリート。まあ沢崎視点なので偏見持たれてるが、捜査者としても組織コーディネーターとしても優秀でしょ。再登場しないかなと思ってる)
3錦織(挙げないわけにはいくまい) そして夜は甦る
天使達の探偵
さらば長き眠り
私が殺した少女
の頻度でループし続けてる。 新作が出る前に先に寿命が来るんじゃないかと
心配で夜しか寝られない しかし新装版文庫の挿絵は酷いな。ハードボイルド感が欠片もない。あれじゃ、横溝正史かホラーだわ。 Kindleのハヤカワセールで全作安くなってる
電子版の表紙は旧版のままだからいいね 現代の沢崎は描きにくいだろうな
渡辺探偵事務所に入った頃の渡辺沢崎コンビの活躍とかどうだろう むしろ私はさらば長き眠り以降の作品を、先生に公式に破棄撤回いただきたい >>306
中学生のファンは珍しいな
今後ともよろしく 「さらば以降」ってさらばは含む?含まない?
当時の文献を見てもさらばで大幅に評価を落としてるんだよね さらば~が出た時は、こんなに待たせてこれかよ!
みたいなガッカリ感はあったな
この先もっと待つことになると知ってりゃあんなにがっかりすることもなかったのに
でも文章はさらば~が1番好きだわ 時代背景を曖昧にするサザエさん方式より、
時代を90年代くらいに固定しておいたほうが良いと思ったが、
『それまでの明日』とかどうなってたっけ? 「それまでの明日」は
港区赤坂の料亭のシーンが最も面白かったが
港区赤坂の料亭のシーンが最も面白いというのは
ハードボイルド小説としては終わっているのだろう
しかし70を過ぎた高齢作家のあり方としては
そのようなシーンの描写を頑張るべき、だとは思う それまでの明日は最後にアレが起きたから、時代が進んでるはず 沢崎にスマホは似合わないけど
せめてガラケーは持たせてやってくれ
探偵が携帯持ってないなんて設定に無理がありすぎる 居場所を特定されたり個人情報を盗まれかねない携行品の存在なんて認めないのも
基本的に他人を頭から信用しない沢崎らしいと言えばらしいからしょうがない 携帯もネットもない駆け出し時代の沢崎が関わる7つの短編物語とかどうよ
天使たちの探偵すきだったなあ 佐伯奈緒子の描写がちよっとエロくて好き笑 沢崎と結ばれて欲しかったよ。お互いまんざらじゃない感じだったから。 ああ、そうだった。元旦那のルポライター、馬鹿だなあ。 沢崎が携帯を使うようになって、電話サービスとの会話が無くなるのも何か寂しいw 【訃報】原尞氏逝去のお知らせ (2023/05/10)
直木賞作家の原尞(はら・りょう、本名 原孝=はら・たかし)さんが5月4日夜、福岡県内の病院で死去した。享年76。葬儀は家族葬で執り行った。
1946年佐賀県鳥栖市生まれ。九州大学文学部美学美術史科卒業。70年代はおもにフリージャズのピアニストとして活躍。30歳ころから意識的に翻訳ミステリを乱読し、とくにレイモンド・チャンドラーに心酔した。
1988年に私立探偵・沢崎が初登場するハードボイルド長篇『そして夜は甦る』で作家デビュー。日本の風土にハードボイルドを定着させた優秀作として高い評価を得た。1989年の第2作『私が殺した少女』で第102回直木賞を受賞した。
その後長篇第3作『さらば長き眠り』(1995年)、第4作『愚か者死すべし』(2004年)と一貫して沢崎シリーズを書き続け、2018年に14年ぶりに発表した長篇第5作『それまでの明日』が遺作となった。
短篇集に『天使たちの探偵』1990年)、エッセイ集に『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(ともに2005年)がある。以上、すべて早川書房刊。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 原さん亡くなられたか。
本当に残念です。
ご冥福をお祈りします。 訃報を聞き驚きました
沢崎シリーズがもう読めないことが残念です
謹んでご冥福をお祈りします いつかこの日が来ると知ってはいたが今日だとは思ってなかった ハヤカワが言うなら本当なんだね…
まだ知らない沢崎を読むことはもうできないんだな 氏の作品は70年後も読まれる可能性は高いと思うし
であれば、作中に「スマホ」が出て来なかったのは良かった
合掌 原さんが…
沢崎さんが…
心からご冥福をお祈りします うわあマジかよ
それまでの明日、発売日に買ったまま読んでなかった、目の前にあるよ
沢崎みたいな生き方はしんど過ぎるけどカッコ良かったよ
うわーん
さようならご冥福を ノッポさんだけでなく原さんもか
ご冥福をお祈りいたします 年齢的に次の新刊が出るとは思ってなかったけど訃報は辛いな
14年間の空白期が惜しまれる 『そして夜は甦る』(早川書房, 1988)
『私が殺した少女』(早川書房, 1989)
『天使たちの探偵』(早川書房, 1990)
『さらば長き眠り』(早川書房, 1995)
『ミステリオーソ』(早川書房, 1995)
『愚か者死すべし』(早川書房, 2004)
『ミステリオーソ』『ハードボイルド』(早川書房, 2005)---『ミステリオーソ』の分冊化による文庫版
『それまでの明日』(早川書房, 2018)
~完~ 「それまでの明日」のサイン会で原さんにお会いできたのがとても楽しい思い出だった。
次回作を読めないのは残念だけれど、それよりももう少し長く生きていてほしかった。
原さんのご冥福をお祈りいたします。 「それまでの明日」のサイン会で原さんにお会いできたのがとても楽しい思い出だった。
次回作を読めないのは残念だけれど、それよりももう少し長く生きていてほしかった。
原さんのご冥福をお祈りいたします。 「それまでの明日」のサイン会で原さんにお会いできたのがとても楽しい思い出だった。
次回作を読めないのは残念だけれど、それよりももう少し長く生きていてほしかった。
原さんのご冥福をお祈りいたします。 寡作だからこそ何度も何度も読ませて頂けた
ありがとうございました。安らかに >>346
この寡作ぶりだし、さすがに印税だけでは食べていけなかった気がするが、
ジャズピアニストとしての収入はいつごろまであったんだろう。 You1. Takeuchi @jXJt8KFJRey3WVg
原尞さんの訃報、残念でなりません。
早川書房勤務時代、郵送されてきた封筒をひらいて『そして夜は甦る』(当時は別題)の持ち込み原稿を最初に読んだときの衝撃を、いまなお忘れられずにいます。
昨年末ひさびさに電話でお話しできたことも何かの御縁だったとしたら、光栄です。安らかに。
Maiko Kozuka @kozukata
原尞さん。電話でいつも「鳥栖の原です」とおっしゃるのですが「原です」とだけのほうがわかりやすいのでは思ったものです。
早川書房を代表する作家で凄い作品を遺されましたが、ご本人は謙虚で親しみやすく、ファンにも気軽に時間も作っておられました。
ご冥福をお祈りします
原尞さんの作品では『私が殺した少女』を読んだときの衝撃(格調高い文章と構成の見事さ)が忘れられません。
『愚か者死すべし』が出た時は沢崎に携帯を持たせるの問題で担当が悩んでいた記憶。
未完の新作も何度も書き出しては直していたそうです。読みたかったなあ。『それまでの明日』ラストのアレ…
三橋 曉 @whydunit
R.I.P.原尞(1946-2023)。この春先に体調を崩されたと伝え聞き、心配していました。
わたしがインタビューをさせていただいた数少ない作家のひとり。優しく、真面目な紳士でした。
その時に伺った、新作量産計画が中途のまま終わってしまったのは、本当に残念。
まもなく書店に並ぶロス・トーマスの「愚者の街」(新潮文庫)には、
以前〈ミステリマガジン〉に寄稿したエッセイ「ロス・トーマスの魅力」が再録される筈です。
白樺香澄 @kasumishirakaba
原尞先生の新作、けっこうな量書き進められた原稿がお有りという噂を聞いたことあるので、
『間違いの悲劇』みたいな形ででも世に出ないかな…と思いながらも、原先生みたいな「粋」側の人を相手に、
見せるつもりのないものを暴くような野暮は読者として出来ないよな…とも思ったり。 りょうさんは、子どものころから短歌や詩などの文才に恵まれていたということで、明さんは「ジェラシーを感じていた」と振り返りました。
明さんによりますと、りょうさんは当初、テレビ番組などの脚本家を目指していましたが、シーンによってはスポンサーへの配慮を求められるため、それが嫌で「原作を書くしかない」と作家の道を選んだということです。
りょうさんは若い頃、フリージャズのピアニストとして活動していたこともあり、明さんのジャズ喫茶で、数年前まで月に数回、ピアノの演奏を披露していました。
明さんは「弟は演奏を生き生きと楽しんでいた。小説を書くほうは行き詰まることもあるので、ジャズの演奏は最高の息抜きだったと思う」と推し量りました。
演奏は、新型コロナの影響で行われなくなったということです。
りょうさんは、ことし1月、体調を崩して入院し、明さんは「もう1回は退院してくれるかなと期待していたが、そのまま尽きてしまった。弟には私をみとってもらおうと思っていたので残念だ」と惜しんでいました。 >>353
未発表原稿かあ
遺族次第だけどどうなるかな 未発表原稿はそのまま未発表にして欲しい
出されたら読みたい欲に負けてしまう 原さん、いやりょうさん、ありがとう。
ご冥福をお祈りします。 結局沢崎の下の名前は明かされないままってことでいいんだよね? 第二期の意識的な路線変更や時代との向き合い方にはそれぞれの好みがあれど
それでもなお文章や展開は一級品で年末ベストランキングでは高く評価されたし
なにより第一期にあたる四作品の圧倒的なクオリティは日本ミステリ史において空前絶後だった
エッセイや海外作家の巻末解説も素晴らしかった ライアルやヒラーマン 何よりチャンドラー
ただただ悲しい 未発表の小説の出版はしなくていいんだけど
ミステリオーソ発売後のエッセイとかインタビューとかあれば一冊にまとめて欲しいなと思う 原さんは小説が素晴らしいのは当然としてエッセイも滅茶苦茶面白かった
「ミステリオーソ」と「ハードボイルド」は10回くらい読み返しているよ 日経新聞のコラムや各紙へのインタビュー記事を集めたエッセイ集が出版して欲しいなあ 日経新聞のコラムや各紙へのインタビュー記事を集めたエッセイ集が出版して欲しいなあ たまたま「ミステリオーソ」を読み返していたところだった。
固有名詞を山括弧〈〉でくくる人だったなあ。 次々号のミステリマガジンは確実に原さんの追悼号だろうね 絶対にやるだろ。こんな商売のチャンスを出版社が逃がすわけがない。
文庫の増刷を皮切りに来月か再来月に追悼特集号。年末辺りに豪華特捜本かハードカバー版再販とか。 著作はもう全部持ってるから、原さんがピアノ演奏するジャズのレコード発売して欲しい。 一番好きな作家さんでした。
そろそろ新作が出るかと待ち続けていたのですが・・・
発売日にそれまでの明日を紀伊国屋書店で購入後、DUGで原さんをお見かけできた事が良い思い出です。
心よりご冥福をお祈り致します。
合掌。 >>377
ミステリマガジンは今は隔月刊で次号発売日は5/25だから追悼特集されるとしたら7/25発売の次々号だろうね それまでの明日は古本屋で見つけたら買おうかと思ってたけど
追悼として新品で買おうかな 原作品は全部揃えたはずだが『天使たちの探偵』だけ見つからない
誰かに貸したのかも知れんが思い出せないから買ってこよう >>379
>原さんがピアノ演奏するジャズのレコード発売して欲しい
これね
ピアノトリオとソロピアノでレコード一枚づつ出してるんだよね…
分量的には合わせてCD一枚に入りそうだから
復刻してほしい
以前どこかで断片的に試聴出来たけど結構良かったし 『天使たちの探偵』単行本
数年前、ネットで古本を400円で購入した
届いた本は何と著者署名本だった 正直、わたしが殺した少女はちょっとラストが無理があると思った。
文体とか雰囲気に圧倒されるからいいんだけどさ。
拾った宝くじが当たったような不運 そして夜は甦ると私が殺した少女を初版で持ってるのが何か嬉しい。 >>370
沢崎と渡辺を巡る物語は未完に終わってしまい?
さらば長き眠りがまさにその完結の物語じゃなかったっけ そこはともかくプロットは別に緊密じゃないってのは流石プロ視点だな プロットやトリック、意外な犯人はどうでもいい
沢崎の言動のダンディズム、それを楽しめればいい 沢崎シリーズの雰囲気が好きだったな
タバコをやめてもう14~15年経つけど、沢崎シリーズを読んでると、ふいにタバコが恋しくなる 「それまでの明日」のラストは東日本大震災?
渡辺探偵事務所が倒壊して沢崎は死んだのではと想像。 さらば、長き眠りへ 直木賞作家・原尞さん死去 地元・鳥栖の知人ら悼む
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1033776
「もっと面白く」遺稿に思い重ね 早川書房、7月に追悼特集
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1033777
> 全ての出版を手がけてきた早川書房(東京)。
> 訃報を受けて急きょ、7月25日発売の「ミステリマガジン9月号」で追悼特集を組むことを決めた。
> 遺作となった「それまでの明日」は青年・海津を巡る物語で、原さんは続編を含めた2部作として構想していた。
> ラストは東日本大震災に遭遇する場面で、千田さんは「あの続きから、どうにか数章分は書き上げたが、ある時点で筆が止まってしまった。
> もっと面白くしたいという、プレッシャーがあった」と、読者の期待を裏切るまいと苦悩していた原さんの様子を明かす。
> 手元には冒頭の数章分だけの原稿が残された。
> 千田さんは「この原稿に原さんは、もっと肉付けしたり、推敲したりしかったはずだから」と思いを巡らせている。 やっぱり続きがあったか
原稿は原稿のまま眠らせておいて欲しい 冒頭数章か。そこまでチャンドラー風にしなくてもいいのに……(泣)
>>395>>396
プロット立てず、事件の真相も決めずに書いてたみたいだからね。
あまり評判良くない「私が殺した少女」の真相(正直俺も苦しいと思う)も
その書き方の欠点が顕在化したんだろうと思ってる プードル・スプリングス物語方式で
誰か完成させて出版はあり得るな 「明けましておめでとうございます」とあいさつされて「謹賀新年」と応じる
このやりとりがハードボイルドっぽい。 絶対ありえないけど
続きを村上春樹が完成させて欲しい >>402
パーカーが書き継いだら、チャンドラーの色が消え、パーカー調になった
言葉は個人のものだから、当然だ
あの沢崎を造形できるのは原ォだけ
書き継ぐのは不可能だ 原作品は文体と文体が醸し出す雰囲気が命だから他人が手を入れるのは難しいだろうね 未完の部分でも良いので、沢崎の最後の台詞を読みたい。 >>405
書き継がなくていいと思うけど
春樹は原さんのこと認識してたのかな 同じチャンドリアンだけど
清水俊二邦訳文体を色濃く受け継いだ原とそこからの脱却を図った春樹とでは
ある意味水と油では >>346
95年以降の空白期が勿体無かったよなぁ >>414
その後の三十年近くでまさか二作しか出ないとは思わないものな
本当にもったいないというか
この間の期間ではエッセイしか発表されてなくて
小説は短編すら単行本とか文庫に収録されてないのは
一作もないって認識でいいんだっけ? 「愚か者死すべし」を途中でやめたんだけど
それまでのを全部忘れたんで「そして夜は甦る」から読み直すか え、4日かよ
連休だというので俺が新宿に観光に行った日か… ちょっと待ってくれ
情報と気持ちの整理が追いついていない信じられん そして夜~から読み直すか、と思ったけど、今や視力が悪く、おまけに老眼、もっぱらKindle
Kindleで買い直すかな >>420
すまん。自分でも支離滅裂な書き込みが続いた
でも、それまでの明日のあのラスト、あの後もまだ続くと思ったでしょ皆。残念だ
心からご冥福をお祈りします。 76歳か
長寿高齢化した現代ではちょっと早い気もするが
どうぞ安らかにお眠りください 両切りピースの吸いさしを線香代わりに墓前に供えに行きたい 職場の休憩室に畳んで置かれてた数日前の新聞を何気なく開いてみたら直木賞作家の死亡記事にふと目が止まった
そうか、直木賞作家も沢山いるからな、俺知ってるかな?と名前を確かめてみた
なんだか最近は自分が若い頃の憧れの大人の訃報を目にすることが多い 新しい事務所の使い勝手の悪さにへらず口を叩く沢崎とか
勝手に入り込んでやっぱりへらず口を叩いてくる橋爪とか
すっかり準レギュラーの佐伯君だけが部屋を褒めてくれるとか
そういうのがまだ読めると思ってたのになあ 原りょう自体は清水俊二訳のチャンドラーのフォロワーだったけど
その文体とか雰囲気は唯一無二だったなと思う
亡くなってもう作品が読めないのは残念だけど
同じようなチャンドラーのフォロワーとか
原りょう自体のフォロワーとして近い作家って誰かいないかな それまでの明日を読んだときに、あの聡い青年はたぶん生きてるじゃないかなーと思ってたんだけど
まさにそういう続編を執筆されてたんですな 読みたかったな 日本ハードボイルド小説の第一人者って、誰なんだろ。
大沢在昌はちょっとエンタメに寄りすぎてるし、香納諒一とかになるのか? ハードボイルドってエンタメそのものだろ
エンタメ以外の別の何かでは断じてない 世間的にはハードボイルドと言ったら北方謙三だろうな 北方謙三は試みの地平線の印象が強くて一冊も読んだことない。 船戸与一は… ハードボイルドとは違うか
満州国演義の馬賊の兄ちゃんはハードボイルドだったけど >>413
寧ろそれなら同じチャンドリアンの矢作俊彦を推す。 ツイッター見てると結構本格系の作家が反応してるよね
ミステリー以外の純文学、時代小説家なんかも反応してるのは意外だった でもそれこそ元祖チャンドラーが当時から純文学系にも支持された作家だし。 >>435
まあ、エンタメの中にハードボイルドというジャンルがあるのは確かなんだろうから、
おっしゃるとおり。
ところで高城高(1935〜)ってまだ存命だったんだな。 一口にハードボイルドと言っても物語のスタイルを指してるのか文体のことなのか
原の本質はやっぱり文体にあって探偵が古いブルーバードに乗ってどうこうみたいな所謂エンタメハードボイルドの部分は枝葉だと思うけどね >>440
>>441
以前何かのインタビューで「ハードボイルドなんか好きでもなんでもない。チャンドラーが好きなだけだ」と言ってたからなあ。 チャンドラーの文体の再現度では原尞より矢作俊彦の方が上だな
ミステリとしての完成度は原尞の方が上 この前、ロスマクの『ウィチャリー家の女』を読んだが、つまらなくてなあ
肝心の探偵に個性がなくてまるっきりノレない
やはりチャンドラーと原ォしか本当のハードボイルドではない 原尞読む前にチャンドラー読んだほうがいいですかね?
一応高い窓は読んだんですが 必要ないよ
チャンドラーの訳文に影響受けてるだけで
プロットはどちらかというとロスマクに近い >>447
矢作は話の筋も結末も分かりづらい所までチャンドラーそっくりだからなぁ。 >>449
読んでなくてもそれなりに、読んでいればより楽しめます。
長編より短編集の方が良いかも。 >>448
あれはあの・・・トリックと、それを成立させてる・・・を読むものだから
求めるものが違うんよチャンドラーとロスマクは >>453
プロットやトリックなど本格物で十分楽しめる
ハードボイルドは探偵が男としていかに粋に生きるかを見せるもの
チャンドラーと原ォしかできない芸当だ >>454
あなた、古い男なんだね
まさにハードボイルド 男の生き様というと北方謙三でもいいような気がするが 丸善博多店、追悼コーナーはあったけど文庫本ばかりなのはちょっと寂しい。やはりハードカバーで読むべき作家だと思い知らされました。 >>457
とはいっても、文庫が出ているのに高いハードカバーを販売しても誰も買わんでしょ
ハードカバーで読みたいという熱心なファンはすでに買ってるだろうし そして夜は甦るがポケミスで出てるけど全部ポケミスで出してほしい >>454
これは同意できないな
さらば長き眠りで急に批判する向きが増えたのはまさにそこの弱みがあったからだし >>457
ああ、地元はやっぱりそういう動きがあるんですね 文庫本でも前の都会的でハードボイルドっぽい表紙のなら欲しい
今の怪奇小説っぽいのなら要らない さらば、長き眠りへ 直木賞作家・原尞さん死去 地元・鳥栖の知人ら悼む
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1033776
> 鳥栖市立図書館は、正面入口に急きょ追悼特集コーナーを設置した。
鳥栖中同窓会から寄贈された原さんの肖像画の前に作品が並べられ、鳥栖が生んだ作家を悼んだ。
初期の作品執筆時に使ったワープロや、長編「私が殺した少女」の手書き原稿なども展示されている。 俺は小説6冊はハードカバーで所有、エッセイ2冊は文庫
あと日本人作家4人目のポケミスは出てすぐ買った >>460
同意しなくて結構だ
俺は誰がなんと言おうと孤高の道を歩む
『さらば長き眠り』こそ原ォの最高傑作だ
多くの評者がベストという『私が殺した少女』はあまり好きではない 原りょうはむしろロスマクに近い印象だけどな
ハードボイルドの皮をかぶった本格というところで >>465
でも福岡の県立高校に越境入学したんだよね ロスマクはアーチャーの造型がおざなりでつまらん
ハードボイルドでは探偵のセリフをどう書くかがカギになる
チャンドラーと原ォは別格 地元の本屋も特設コーナーにまとめて文庫本置いてあった
店員曰く急に問い合わせが増えたから急遽目につく場所へ配置したとのこと 喪失感が改めてじわりじわりと襲ってきてる。もう新しい「沢崎の新宿」はないんだなあと
3月の大江健三郎訃報もショックだったが、あちらはまさに最後の作品という趣の最終作(晩年様式集だからね)、以降十年完全新作無し、ご本人がもう新作はないと新聞でも発言、
総決算的決定版全集も出て創作活動停止は確定してたから、まあ、そうかと。
原さんはまだまだ次作があると思ってた AIが極限に進化して完全に原りょうの新作にしか
思えない文体とストーリーテリングができるまでに
あと何年かかるんかな >>462
>>463
既レスにもあったけどハードボイルドと言うより、横溝正史か江戸川乱歩みたい。 ポケミスあとがきで原本人が装画を褒めていたな
これは1冊持っているが、もう版元品切れなのかな 愚者の街(下) (新潮文庫) 文庫 – 2023/5/29
原ォによる作家論「ロス・トーマスの魅力」を採録。 そして夜は甦る、原先生の逝去を知り、書庫の奥に眠っていたハードカバー版を取り出して、老眼にもめげずに既に2回も一気読み、この作品で受賞して欲しかった。挙句にポケミス版でも読んでみたくなり、何も考えずにアマゾンポチ。到着が待ち遠しい。 【追悼】原尞さん(ミステリー作家)
沢崎よ、永遠なれ
5月4日にミステリー作家の原尞さんがお亡くなりになりました。
原さんは2018年3月11日に番組にご出演いただきました。哀悼の意を込めてその模様を再配信します。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
配信期間は1か月ほどですのでお早めにお聴きください。
http://media.jorf.co.jp/harley/harleyrace0311_005.mp3 >>481
単行本も文庫もあるのよ。ただ、さらば長き眠りの文庫だけ電車に置き忘れてしまい、探したが見つからなかった。 >>487
知るかよ、そんなこと
お前の蔵本なんてどうでもいいよ ハヤカワミステリマガジン2018年3月号「原尞読本」が出てきたので読み返してみた。
この人LP3枚出しているのだね。ジャケット写真も紹介されていた。 >>484
このたびの訃報を受けて急遽決まったのかな? まあ確かに、ロストーマス紹介はしばらく途絶えてたからねえ
十年ぶりぐらい?
この間にミステリを読み始めた世代には誰それ?だろう 鯨統一郎 @kujira1016
原尞氏逝去のお知らせ <リンク>
澤田瞳子 @nono_sansan
ああ。すごく大きな穴がぽっかり開いてしまった。
市川沙央 @herma_ishikawa
目に入った瞬間に心臓が痛かった。まだ痛い。もう新作読めないんだという辛さが凄くある。
つらい。お悔やみを申し上げます。お若かったな……
深町秋生 @ash0966
「原☆」という見出しに「え!」と驚き、原尞とわかって「え!」と、二度驚いた。
逸木裕 @yu_itk
原尞さんは『さらば長き眠り』で知ったのだが、当時(1995年ごろ)はミステリランキングとか直木賞とかのことは知らず、
桂文珍の「はなきんデータランド」のベストセラーランキングで上位に入っていたのが出会いであった。
高校野球と八百長を巡るプロットに興味を惹かれて読み、作品世界に魅了された。
当時は新本格ミステリを中心に読んでいたので、沢崎の視点で語られるハードボイルドの硬質な世界はまさに大人の世界という感じであった。
魚住という無骨な依頼人のことをよく覚えている。もう一冊でいいから、新作が読みたかった。 盛田隆二 @product1954
直木賞作家・原尞さん死去 76歳
書斎のどこかに「私が殺した少女」があるはずだ。
今夜はズブロッカでも呷りながら、この名作を読んでお弔いしよう。合掌
鳥飼否宇 @hiutorikai
原尞さんが逝かれてしまった。
大ファンで、前職時代に福岡まで自腹でやってきて、博多駅近くの全日空ホテルのロビーで2回ほど話をさせていただいたのを思い出す。
まったく仕事にはならなかったけど。心よりご冥福をお祈りいたします。
大山誠一郎 @oyama_seiichiro
原尞氏が逝去されたとのこと、ご冥福をお祈りします。
好きな作家を問われたら必ず名前を挙げる作家の一人です。
綿密な謎解きと、いつまでも浸っていたいと思わせる魅力的な作品世界。
いくつもの場面が、幾人もの登場人物が、鮮やかに記憶に残っています。
山口雅也 @zappasss
昨日原尞さん逝去の報に接して驚いた。原さんとは創作について語り合うくらいの間柄だった。
一番の思い出は、彼がジャズ・ピアニストの時代に《幻野祭》で阿部薫と共演したと聞かされた事。
この歴史的発見に興奮した私は、速攻で記事にまとめ『奇想天外21世紀版』に収録した。
歴史に名を残す偉人です。 >>495
>>496
本格系の作家が結構追悼しているのは意外だね 知念実希人 @MIKITO_777
心からお悔やみ申し上げます。
残念です……
森晶麿 @millionmaro
第一回アガサ・クリスティー賞授賞式の日、早川書房を訪ね待合室で編集氏を待っていた。
その時もうお一方待合室に。原尞さんと一目でわかったが、この世に実在していることの驚きで声をかけられなかった。
その後パーティー会場でご挨拶させていただいたが神に近い存在に話す言葉を持ち合わせておらず。
寮美千子 @ryomichico
【さらば、長き眠りへ 直木賞作家・原尞さん死去 地元・鳥栖の知人ら悼む】佐賀新聞2023-5-10
なんて心温まる追悼記事だろう。デビュー作となった作品を文学賞に応募したときに、コピー機を貸してくれた会社の方のコメントまである。
記事のタイトルも作品名のもじり。愛されていたんだなぁ。合掌。
かわじゅん @kawajun333
原尞さん亡くなられたとは。文庫化だけの担当だったけれど緻密な校正が忘れられない。
新作を楽しみにしていたのに。合掌。 元から本格系のファンは多いよ
このミスでも本格系の投票者がよく入れてた >>496
サックスの阿部薫とセッションしてたの知らなかった
夭折の天才プレイヤーって有名だけど聞いたことないけど
20代の坂本龍一とかともセッションしてたみたいだな 原のこと知ったの2004年くらいのブログなんだよなー
あの時大学生だった彼は作家になること夢見てたけどなれたんかな 丸善博多店の追悼コーナー再訪、「さらば伝説の男」という写真入りPOPと、文庫本には追悼の帯が付けられていた さすが地元の紀伊國屋書店さんは力が入ってますね。丸善博多店の追悼コーナーにはポケミスは置いていなかったのが残念ですね。 田舎なのに佐賀には紀伊國屋があるのか。
うらやますぃ 三橋 曉 @whydunit
この日を夢見てきた皆さん、喜びを分かち合いましょう!
いよいよ出ます(今週末あたりかな?)、ロス・トーマスの「愚者の街」(松本剛史訳・新潮文庫)。
故・原尞さんと一緒に、当方も巻末に寄稿しました。アートワークも素晴らしいので、腰巻きを外しての上下巻ツーショットをパチリ。
https://pbs.twimg.com/media/FwsODHJaEAA6-Ua.jpg >>486
「沢崎」の由来となった翻訳者って沢崎順之助か沢崎浩平あたりなのかな >>514
原尞さんが亡くなった。享年76。敬愛する米国のハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーの没年齢を6歳上回っていた。 ジャズピアニストから映画製作の裏方を経て、40代初めに「そして夜は甦(...
残り1181文字(全文:1275文字)
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地元の新聞にも載ってた
なぜノリリンに依頼したんだろう? なぜって法月綸太郎は原ォをリスペクトしてて影響を受けたと常々公言してるし
『一の悲劇』のあとがきでもその影響を語っている
ミステリマガジンの原ォ特集にも寄稿している
沢崎シリーズ文庫版が『それまでの明日』に合わせて全部リニューアルしたとき帯に推薦文まで書いてる 大山誠一郎 @oyama_seiichiro
『一の悲劇』の原作では身代金は六千万ですが、ドラマでは五千万になっていました。
六千万は中途半端な額だと判断されたのでしょう。
原作で六千万なのは、原尞の『私が殺した少女』の身代金がその額だからで、
法月さんは身代金の額を『私が殺した少女』へのオマージュの証しとしているのだと思います。
2016年9月30日 本格作家ばっかだな
ハードボイルド系の人はコメントしてないのかな >>526
単行本で全部揃えてるのは貴重ですね
自分は後追いなので全部文庫です ミステリマガジンの次号予告が原ォ追悼
遺作の冒頭部分を掲載とある ミステリマガジン、10年以上買ってないな
次号だけ買おうかな
でも、遺稿を読みたいような、そっとしておきたいような , -── 、
/ \
/ ヽ
( /( ( /\ | ひどい
`mn mn ヽ⌒ i
l l l l l l l !、∩ _ノ⌒\
ヽ jヽ ノ ノ \ _ヽ
u |ー| ヽー |//^ヽ
u | |7`| |/ /|
| l´|/| / |
ヽ__ ノ|. ヽ_ / | 追悼してるのが本格作家ばかりというのが面白い
大沢在昌とか付き合いなかったのかな?
ハードボイルド作家はみんな劣等感を感じてたかもな。。
絶対に敵わないっていう 高山環 @Takuya11
5月10日
ハードボイルド系の作品を書くときは原さんの作品がいつも頭にありました。ご冥福を。
樋口毅宏 @byezoushigaya
5月10日
朝からドタバタしていて、いま訃報を知りました。
原尞さんが描く世界は『さらば雑司ヶ谷』と地続きでした。
沢崎とともにどうぞ安らかに。
逆だ。『さらば雑司ヶ谷』は原尞さんが描く世界と地続きでした。
動転してます。すいません。
阿津川辰海 @tatsumi2017
5月23日
今日(もう昨日か)の買い物です。原寮先生は、追悼の意を込めて買い直しです。
特に『そして夜は甦る』のポケミス版は買い逃していたのが恥ずかしい。
『赤い部屋異聞』も再読になります。あとは楽しみにしていた新作中心。今月、雑誌も大充実ですなー。
https://pbs.twimg.com/media/FwvmuFEagAUaixW.jpg 『ハードボイルド』文庫版には短編2つ載っている
そのうちの長い方は「ミステリマガジン」に再録された >>537
SNSとかやってるのが本格系の作家ばっかだからだろ
ハードボイルド書いてるような作家はチマチマSNSなんかやらない ハードボイルドっぽいけど骨格は本格ミステリだよな
新本格かよ、みたいな展開すらあるし
まぁそのギャップがいいんだけど
大沢あたりより本格ファンが多いのもわかる 沢崎と無職ひきこもり少年の心の交流という人情ものの要素もあった >>542
なんでわざわざ変えたのかな?そのままでよかったのに ポケミスを持ってないのか
あとがきに「澤崎」にした理由が書いてある ポケミス版の表紙、デカい方の男二人とも外人、特に手前の方がチャールズブロンソンにしか見えない。
銃がルガーのロングバレルじゃなくライフルなのもいまいち分からない。
小さい男は高倉健と岸田森を足して2で割ったみたい。 自分も中年になったら、澤崎は拗らせた弱っちい中年にしか思えなくなった >>553
そういう意見もあるんだなあ
新鮮な驚き コアな作家の専門板の個スレなのになんかファンが消えて半可通ばっかりになってて愕然とする
原が全面的に手を入れてるポケミス新版を読まずに「なんでわざわざ『澤崎』に変えたのかな」て……
「澤崎」が本来の表記だったって原が新規書下ろしのあとがきで書いてあるのに
>>552 とかもすごい
この表紙は『そして夜は甦る』の映画館のところで描かれていた『狼は天使の匂い』の名場面のオマージュなのはファンなら一発で分かる
原はこの映画を愛好してて作中に出すほど強い影響を受けているのは『ミステリオーソ』『ハードボイルド』で何度も記述されているのに
無知をひけらかすような無粋なツッコミで笑う 何がチャールズ・ブロンソンだよ
ちなみに原はこのポケミス版の山野辺進による表紙絵をあとがきで絶賛してるし、ポケミスの久々の具象画表紙で傑作だと俺も思う 原はもともとデビュー前に二段組のポケミスの版型を模して『そして夜は甦る』の原稿を執筆してて
2018年のポケミス版『そして夜は甦る』が原が目指した本の形としての理想の紙面かつ最終バージョンだから
ぜひファンの人は手に入れて読んでほしい >>555
なるほどね。ありがとう。文庫では何度か読み返してるけどそこまで覚えてなかった。ポケミス版も読んでみるよ。
じゃ、手前の人はジャン・ルイ・トランティニャンなんだね。でも、やっぱりあの絵だとトランティニャンよりブロンソンに見えるw。 >>561
いや、原が亡くなったショックで俺もカッカしすぎたからトゲトゲしくてすまなかった
たしかに山野辺の皺の書き込みっぷりはブロンソンを連想してもしょうがないかもしれない(ライフルな理由は映画見れば分かる)
原ォ関連本だとミステリマガジン2018年3月号原ォ特集は資料性が高い
同号には「ミステリオーソ」「ハードボイルド」に続く「エンドタイトル」という新作エッセイ集の刊行が告知されていたが、出ずじまいだった。
エッセイや短文の未収録作は割とあるので、たぶん次回のミステリマガジンに載るという遺作の冒頭部分とあわせて、いずれ単行本になるのではないかと予想
それが本当に最後の本になるんだと思う 三橋曉 @whydunit
掲載紙が届き、確認できたので、再度ご報告させてもらいます。
原尞さんへの追悼文が、「西日本新聞」の6月1日付け朝刊文化欄に掲載されました。
作家としての軌跡に加え、翻訳ミステリの熱心な読者だった氏のエピソードにも触れています。
https://pbs.twimg.com/media/Fx_AMfyakAAd7xo?format=jpg&name=large デカい図書館なら西日本新聞置いてあるかな
あとでのぞいてみよう 上のほうで「新しい『沢崎の新宿』」はもう見られないんだなとか書いた者だが
ハードボイルド派って「その探偵の街」が重要な要素だと思う
「ミステリオーソ」収の評論で、探偵の個性よりもその探偵にどんな事件を用意するのかがポイントだという趣旨の事を原先生は書いてたと記憶してるが、もう一つ、探偵が所属する街の描写もハードボイルド派の特色だと俺は思う、特に独創的な見解でもないがね。
「私が殺した少女」で言うと、認知症の老婆を尾行して夜の副都心をさまようシークエンス(ここは何回か読み直したもんな)とか
「さらば長き眠り」だと重傷を負った魚住が深夜の新宿の病院に運び込まれるときの臨場感とか
沢崎の虚勢と減らず口や橋爪や相良にもう会えないのも寂しいが
そういう新宿の情景が読めなくなるのも寂しいよ俺は 映画『探偵マーロウ』 2023年6月16日(金)公開
https://www.youtube.com/watch?v=HD8JV4ECCMM
舞台は1939年、ロサンゼルス。私立探偵フィリップ・マーロウのもとに現れたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女。
「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」 ――依頼を引き受けたマーロウだったが、捜査を進めるにつれ映画産業が急成長する“ハリウッドの闇”に飲み込まれ・・
名優リーアム・ニーソン出演100作記念
メガホンをとったのは『クライング・ゲーム』(1992)でアカデミー賞脚本賞を受賞したニール・ジョーダン。
原作はブッカー賞受賞作家ジョンバンヴィルが、ミステリ小説を手がける際の“ベンジャミン・ブラック”名義で著した
「黒い瞳のブロンド」(小鷹信光 訳/早川書房刊)。村上春樹の新訳が話題を呼んだ
チャンドラーの傑作「ロング・グッドバイ」の続編として本家の公認を受けている
__________________________________________ >>565
だな、田舎出身の俺にとってあれこそが新宿 初期作はそれで良かったけどだんだん作者が既に離れた街を書き続ける齟齬が出てきてたと思うけどね
そういう意味でも愚か者以降は沢崎の年齢ではなくて時代設定自体を止めるべきだったのでは >>568
2100年、ネオ東京。コールドスリープから目覚めた沢崎が17歳女子高生を相棒に、悪党相手に繰り広げるガンアクションとか?
脳内でやってくれ >>568
あなたはそのレスで作品そのものを否定していることに気づかないのかね? より面白い話をより短時間で書くための文体を研究してた時期やな そして夜は蘇るの前の文庫本の表紙は西新宿の摩天楼?
そして夜は蘇るの頃は国電で、私が殺した少女の時はE電だっけ? もし原先生があのクオリティのままで
東野圭吾くらいの刊行ペースだったらどうなってたか、
ちょっと妄想したくなる 東京新聞編集局 @tokyonewsroom
「私立探偵・沢崎」シリーズの舞台を、長年担当した編集者と歩きました。
未完となった続編の逸話も。
さらば 西新宿の探偵 ハードボイルドの名手・原尞さんの小説世界を歩く
tps://www.tokyo-np.co.jp/article/259343 SNS覗くと原さんが亡くなったの知らなかったって人結構いるのね 預かってる原稿が3章分ってだけで自宅にはもっと先まで書いた遺稿があったりするのかな? 俺は締め切りに間に合わせて書き殴るような男じゃない、バカタレが 追悼特集の9月号の表紙ができたようだ
遺稿のタイトルは『それからの昨日』 遺稿『それからの昨日』、第3エッセイ集『エンドタイトル』に全文収録っぽいね >>592
本当だありがとう
原さんのエッセイ好きだから楽しみだ ミステリマガジンが届いた
遺稿の『それからの昨日』は20ページほどで、面白かった
構想は9割くらいできてたそうだが、
いくつか理由があって続きを書けなかったみたい
一番驚いたのは、最後に沢崎がある決意をすること ふとアマゾンで「ハードボイルド」と「ミステリオーソ」確認したら結構なプレミア価格になってるのね ミステリマガジン2018年3月号の原ォ読本もそこそこするね 第3エッセイ集が出るのならそれに合わせて
『ハードボイルド』も『ミステリオーソ』も増刷されるかもしれないね ミステリマガジン読んだけど第3エッセイ集「エンドタイトル」は「それからの明日」完成後に原さんが構想していたもので
「幻に終わったエッセイ集」に載せるはずだったエッセイを4本抜粋して今月号のミステリマガジンに掲載したんだってさ
つまり第3エッセイ集刊行の予定はないみたい >>598
すまん訂正
「それからの明日」→「それまでの明日」 なるほど
ミステリマガジンに遺稿掲載するって時点であれ?と思ってたけど本にならないんだな エッセイ集出ないのなら遺稿読みたければミステリマガジン買うしかないね >>595 >>597
文庫版を増刷してもらいたいね。
ハードカバー版で持っているんだけど、やっぱり文庫版の増補分を手元に置きたい。 ミステリマガジン9月号だけど、アマゾンの文芸雑誌でベストセラー1位だって
どれくらい売れてるんだろう 文芸雑誌というジャンルそのものがそんなに売れてなさそうだからな…… 追悼エッセイの小泉って人は
映画監督だから映画化あるのかな >>605
黒澤プロ時代からの友人で 小泉のエッセイの中でも映画化しないって書いてあるじゃん ミステリマガジン掲載の遺稿とその後の構想メモ、面白そうなのが残念だ ミステリオーソ、ハードボイルドともに電子化されている
増刷はないね 佐々木敦 @sasakiatsushi
市川沙央『ハンチバック』に一行だけ原寮への言及があることをどれだけの読者が知っているか?
一篇の小説には沢山のことが書かれてあるんですよ。「あらすじ」や「設定」や「テーマ」や「問題」に還元したら
容易く消えてしまうような、豊潤で猥雑な細部が。読むとは、主張を受け取ることではない。 「それからの明日」(未完)の構想がすげえ気になる
特に予定されてたラスト。あんな面白そうなラストで未完なんて、そりゃねーよ先生… 東京を離れた沢崎は博多あたりでジャズピアニストになるんじゃないかと妄想 全作持ってるけど電子版がセールやってるから揃えたわ 私が殺した少女
ACTIVE_first
5つ星のうち2.0
拍子抜けしました。
2023年6月3日に日本でレビュー済み
今年の5月4日に原尞氏が76歳で亡くなったという記事を偶々見て、以前から気にかかっていたこの作品を読んでみようと思い立ちました。
自分は、この小説はサスペンスだろうと思って読んだので、最後のセクションの所で真相が明かされて、なんだこれは、とガッカリしました。
沢崎が勝手に妄想したことが真実だったなんて、読者を裏切るものじゃないですか?
妄想じゃない? ならば、それを証拠立てる描写がこの小説のどこにあるのですか?
文章は細かくて良いと思いますから、直木賞には反対しませんけれど。 沢崎の勘が良すぎるのは、昔このミスで指摘されてたね >>614
さらば長き眠りの時ね
本格推理の名探偵みたいなことをハードボイルドでやるなよって評価を落としてた 東神グループの神谷氏に図書館司書を紹介した作品は何だっけ? 普通にそして夜は甦るじゃないの?
さらば~でも一瞬登場するけど MAR @tnahc0127
8月3日読売新聞夕刊「追悼抄」の原尞氏の追悼記事。
今月号のミステリマガジンの追悼文にもあった「バカたれが」のエピソードが載っていて
千田氏にとって余程印象深い出来事だったんだなぁ、と。「それからの昨日」の続きが読めないのが本当に残念。
#原尞
#読売新聞
#ミステリマガジン
ttps://pbs.twimg.com/media/F2z2uPVbYAAKRMf?format=jpg&name=large 締め切り守れなかったくせに「俺は締め切りに間に合わせて書き殴るような作家じゃない。馬鹿たれが!」と逆ギレするのは原さんらしい、と思う愛読者もいるのだろうか。 締め切りを約束するという原さんらしく無い事をしていたのを知って残念だった 引っ越して書籍大半処分したけど、亡くなってから残ってた天使たちの探偵の文庫と私が殺した少女の当時のハードカバーを一気に読んだ
Amazonでポチったさらば長き眠りが届いたのでまた読める幸せ
さらば長きにそして夜は甦るの佐伯が冒頭から出てきたのでポケミス版が欲しくなってきた >>618
そのエピソードは美術館学芸員の女性じゃないのか
それなら「愚か者死すべし」だが 私殺初読
最後に金田一みたいに父親に真相追求するのな 他の作家のミステリー小説にもあるが、警察機構についての初歩的な間違いが目につく。
所轄警察署に「捜査四課」があったり、警察官になるために警察大学校に入ったという記述があったり。 殺人や誘拐を所轄だけで捜査するなんてのも実際にはあり得ない。 そして夜は甦るのポケミスの絵って狼は天使のにおいのDVDからなんだな
DVDポチって初めて気付いた >>609
これ探すために文藝春秋読んだわ
> 一夜にしてなれる職業は政治家と売春婦だけ、という台詞は西新宿の探偵沢崎だったか。
あと著者インタビューで「二十代の終わり頃からは神林長平と原尞に嵌まりました」って言ってた >>624
佐伯だけじゃなく天使たちの探偵の市会議員?とか私が殺した少女のオカマとか出てくるからな 国外逃亡してても一応共犯者なのに手配もされねえのよな清瀬 『エンドタイトル(仮題)』はいろいろ抱き合わせでもいいから本にならないかしら よく分からんかったね。奥歯にものが挟まった様な言い回しで。でもさらばまでのと違って再読する気になれないんだな。 先月原尞読み始めて今月すべて読了
ホントにたったこれだけかよ
全部面白かった
これだけ寡作でしかも死ぬまで現役の作家だったって人他にいるかな
村上春樹は「作家になることはそんなに難しいことではない、しかし作家であり続けることは難しい」
て述べてて実際小説いくつか書いてその後はエッセイストになるような人は多いけど
原尞は死ぬまで書き続けたんだからな ところで原尞と村上春樹って接点ないの
同世代だしどっちも作家になる前ジャズで食ってたし
若いころ東京で暮らしてたし
アメリカ文学の影響が強いし
村上はチャンドラーの翻訳までやってる
しかも早川書房
接点がない方が不思議って関係だが 大晦日が近づくにつれ、愚か者死すべしを何度目かの再読をしたくなる。
つくづく原さん逝去は残念です。 『このミス』パラパラと立ち読みしたけど原のは
ハの字もなかったな
初期は選者だったのに
ちゃんと読んでないので載ってたらごめん 2023年ミステリー総評 解説 西上心太
> 京極夏彦、東野圭吾、恩田陸、伊坂幸太郎、 島田荘司 (ランキング順)と、ベテラン勢も貫禄を示したが、デビュー十年前後の若手が目立った。
> また、米澤作品以外の警察小説や、アクション、冒険、ハードボイルド系の作品が見当たらないのは、寂しい限りだ。
> 作品が出ればランクインという、原尞が亡くなったのも、今回の結果を象徴するようだ。 遺稿なら、去年のミステリマガジン9月号に掲載されてた いや、ハードボイルドかミステリオーソのどちらかに載っている。 ハードボイルドに入ってる「〝マクシム少佐シリーズ〟の魅力」だな さらばまで読んでから、未読の愚か者読み始めたけどイマイチハマれない 愚か者死すべしは正直イマイチだけとそれまでの明日はかなり持ち直したと思うよ
それに文庫版のあとがきが名文 「それまでの明日」は「愚か者死すべし」に比べ、かなり持ち直したけど、沢崎から海津への対話は、ジジイ→若者への説教臭さをかなり感じた。
さらば迄の初期3部作は最高だったな😃 「それまでの明日」は新キャラの海津に魅力感じないんだなあ
年食った沢崎を今後補完する役割として作られたキャラなんだろうけど
むしろ「愚か者・・・」の引きこもり青年に再登場してもらいたいわ さらば長き眠りみたいな事が(それもはるかにデカい規模で)起きてると言うのは不謹慎か
魚住のように本人は無実である事を信じてる 愚か者
工場から先に止まったままで久々読み始めたら、ランクルにサーフに銀行襲撃犯とか記憶にねええ
娘が無実の父親の依頼に来て警察で襲撃されて追って、その後引きこもりに会って工場への記憶しかない(泣) そして夜は甦るも私が殺した少女もさらば長き眠りも好きよ さらば6回目の読了。
魚住と大谷翔平に共通点(素直さ)を感じたけどオカシイかな? 『私が推した少女』というパロディを誰か書いてくれないか? チャンデラー遺作、プードルスプリング物語のように、それからの昨日の続きを村上春樹が引継ぎしたら話題にはなるけど無理だろうな。 チャンデラー遺作、プードルスプリング物語のように、それからの昨日の続きを村上春樹が引継ぎしたら話題にはなるけど無理だろうな。 ちょいちょい春樹がどうこう言う人いるけどほんとどうでもいいな この板スレ立て荒しで殆ど落ちたのにこのスレは生き残ってたんだな