「NHKはまるで暴力団」日本郵政副社長の“ヤクザな過去”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262853

・「クローズアップ現代+」に言いがかりをつけ、水面下で上田会長に謝罪させた郵政側の窓口となり暗躍したのも、
 放送行政を所管する総務省の事務次官だった鈴木氏

・鈴木氏は山梨県出身。東北大卒業後、1973年に旧郵政省に入省。
 順調にキャリアを重ね、05年には郵政行政局長に出世したが、就任2週間でミソをつけた

・「電気通信事業部長だった01年に利害関係者にあたるNTTコミュニケーションズの幹部から、寿司をごちそうになり、10枚前後のタクシー券をもらったことが発覚。
 国会でも追及され、国家公務員倫理法違反で戒告処分となったのです」(総務省関係者)

・一時は規制行政部門から外された“傷モノ”に、第1次安倍政権で転機が訪れる。
 総務相となった菅・現官房長官が情報通信政策局長だった鈴木氏を省内ナンバー2の総務審議官に抜擢したのだ。

・「菅氏は、自身が進めるNHK改革に待ったをかけたとして、情報通信政策局の放送政策課長を更迭。
 鈴木氏は部下を守らず、当時は自民党参院幹事長で“放送行政のドン”だった片山虎之助氏に公然と批判されたが、菅さんの受けは良くなった。
 2人は今も昵懇の間柄です」(政界関係者)

・恐らくNHKへの傲岸不遜な態度は、菅の威光をカサに着たものだ。

・そして鈴木氏は09年7月に事務次官に就くも、2カ月後に民主党政権が誕生。
 就任半年で当時の原口一博総務相に肩を叩かれ辞表を出し、事実上の更迭と報じられた。

・かんぽ不正問題で日本郵政の長門正貢社長も辞任必至。
 後釜には鈴木氏の社長昇格案も浮上していたという。
 今回の暴言で郵政トップの目はついえたか。