――乃木坂46の中でもバラエティー番組への出演が多いイメージですがが、自然とそういうキャラになったのか、自分から望んでいったのですか?

 本当はバラエティー担当というのは回避したかったんですけど、オーディションの時に“一句”詠んでしまったんですよ。インパクトは残せたと思うんですけど、それが残りすぎてバラエティー担当という道に進んでしまったのかな、と。
でも、インパクトを残せなかったら私は落ちていたかもしれない。だから、結果的に自分から寄せていったのかな、という気はしています。

 ただ、後輩でバラエティーに出たいっていう子がいるなら、その子たちに託したいと思っています。
「バラエティーに出ている高山が好きだ」って言ってくださるファンの方の声もうれしいんですけど、去年の『トラペジウム』執筆と写真集撮影という流れで
自分にまとっていた“ベール”を脱ぐことの軽さを知ってしまったので、今は自分にベールをかぶせるのは違うのかな、と感じています。

――ベールとは、テレビ番組で求められていることと自分の表現したいことのギャップ、みたいなものでしょうか?

 そうですね。いろんな番組に出させていただく中で、自分はこれを言いたいけど、番組の方はこう言ってほしいと思っているとか、いろいろ考えることが出てきてしまって……。
テレビは見てくださる方の数がすごく多いと思うと、自分の発言が怖く感じることがあります。

 アイドルとして輝く子は、持続的な魅力的があるんです。今の自分が思うことは、無理をして数年後に恥ずかしい思いをするくらいなら
冷静に考えて数年後にも胸を張っていられることをしたいな、と。考え方も変わってきましたね。
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