――いよいよ映画が公開になりますが、今の心境はいかがですか?

佐々木久美 自分がアイドルになったばっかりの時は、
まさか自分たちのドキュメンタリー映画ができると思ってなかったので、すごくびっくりしました。
ファンの人が今まで見てこなかった場面ももちろんたくさんあるので、
もっと日向坂を好きになってもらえたらうれしいなって思います。

加藤史帆 わたしたちが日向坂46になってからだけでなく、
ひらがなけやきに合格した時からの密着の映像までがひとつの映画になるってことが、すごくうれしいです。
デビュー前に観ていた乃木坂さんのドキュメンタリー映画を観てすごく勇気をいただいていたので、
わたしたちの映画も誰かに元気などを与えられるような作品になればいいなって思います。

――乃木坂46さんの存在が大きかったのですね。

加藤史帆 アイドルになる前に『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』を何回も観て、本当に泣きました。
自分も明日から学校を頑張ろうとか、乃木坂さんは本当に活力でしたね。
それが今度はわたしたちで映画になって…信じられない思いですが、本当にうれしいです。

佐々木久美 たくさん泣きましたし、アイドルって裏でこれほどまでに苦労して頑張っていることを知りました。その時にアイドルの人間の部分を見た感じがしました。

加藤史帆 ふたりともシンプルに乃木坂さんの大ファンで、ファンとして観ていました。
オーディションもアイドルになろうとして受けたというよりは、あこがれのほうが強かったです。
チャンスがあれば、くらいの感覚で、必ず将来の職業にしようみたいなことではなかったんです。
「え? 大好きなアイドルになっちゃった」みたいな感じでしたね。

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