2020年の紅白におけるAKBの退場とBABYMETALの降臨は実に象徴的だ

思えばアキバ枠で登場したAKBが
その後のアイドルシーンを牽引してきたことは
否定しようもない厳然たる事実である

その後ももいろクローバーZ等がAKBに肉薄したものの
AKBを引きずり下ろすまでには至らなかった
AKBに代わって乃木坂が台頭したが
「巨大勢力アイドル」の構図自体に変わりはなかった
乃木坂が欅坂(現 櫻坂)、日向坂と姉妹団体をつくるやり方は
AKBとさして変わるところはない

一方でBABYMETALは日本を脱出し海外で活動することにより
着実に地力を蓄えてきた 
TV等のマスメディアにはまず現れず、もっぱらライブという
「地下活動」で支持を拡大するBABYMETALは
巨大勢力アイドルにとって最大の脅威であった筈だ
乃木坂はBABYMETALのVo.の姉をアンダーに押し込め
卒業に追いやる脅迫でBABYMETALに報復した
一方、BABYMETALも元モー娘のエースをサポートメンバーに起用し
脅迫には一切屈しない姿勢をあらわにした

紅白は巨大勢力アイドルとメタルレジスタンスの全面対決の場になるだろう
乃木坂が来年以降も続くのか それとも消え去るのか
すべては紅白でのパフォーマンスにかかっている・・・