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 大阪市西成区のあいりん地区の萩之茶屋南公園(通称・三角公園)で6日、恒例の「あいりん七夕まつり」が5年ぶりに開かれ、近くの園児や日雇い労働者らが願いを込めた短冊を飾り付けた。

 まつりはあいりんクリーン推進協議会と大阪府警西成署が共催。近隣住民と労働者らが親睦を深めるため毎年開かれてきたが、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の開催や新型コロナウイルスの影響などで平成29年を最後に中止が続いていた。

 33回目の今年は、近くの保育園や幼稚園の園児約35人と同地区で生活する日雇い労働者らが参加。「消防士になりたい」や「おもちゃがかえますように」、「仕事がありますように」など、それぞれの願いを書いた短冊を笹に飾った。

 その後、府警音楽隊が幼児に人気の曲「エビカニクス」を演奏し、園児たちがかわいらしいダンスを披露。労働者らは目を細めながら、手拍子を送った。

 まつりの最後には、各地から寄付された夏服の無料配布も行われた。
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