いわゆる「ガラケー」などの「3G」の携帯電話から他社のスマートフォンに乗り換えた場合に端末の代金が値引きされるサービスを悪用し、スマートフォンを不当に安く購入したとして、54歳の容疑者ら2人が詐欺の疑いで逮捕されました。警視庁は購入した端末の転売を繰り返し、およそ300万円の不正な利益を得ていたとみて調べています。

逮捕されたのは、さいたま市の無職、池田勝己容疑者(54)ら2人です。

捜査関係者によりますと、去年3月「ガラケー」などの「3G」の携帯電話から他社の4Gや5Gのスマートフォンに乗り換えた場合に端末の代金が大幅に値引きされるサービスを悪用し、埼玉県内の販売店でおよそ10万円のスマートフォン3台を不当に安く購入したとして詐欺の疑いが持たれています。

販売店に持ち込まれたのは「4G」の折りたたみ式の携帯電話でしたが、2人は店員に対し「3G」だとうその申告をして1台当たり定価の10分の1程度で購入していたということです。

警視庁のサイバーパトロールで池田容疑者がこうした手口の解説をSNSに投稿しているのが見つかったということで、2人は調べに対し黙秘しているということです。
★😈