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藤子・F・不二雄原作によるアニメ「映画ドラえもん」シリーズの42作目のタイトルが「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」に決定。2023年3月に公開される。

「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」の監督は、TVアニメ「ドラえもん」の演出を数多く手がける堂山卓見。「映画ドラえもん」シリーズ初監督の抜擢に「歴史ある作品に関われるだけでも光栄なことなのに、いきなり監督のお話をいただき、喜びや感激を感じる前にびっくりしたというのが正直なところです」と思いを語る。また脚本は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が担当。

■古沢良太(脚本)コメント
近所の友達と自転車に乗って、方角を決めてひたすら進み、知らない街で日が沈み、心細くなって迷いながら帰る。そんな遊びをよくしていた。たしか「冒険」と呼んでいたっけ。
最初に脚本のお話を頂いたとき、あまりに恐れ多いことでお断りするつもりでしたが、脳裏によみがえって仕方なかったのが、そんな少年の風景の数々でした。
それらは、大魔境、海底鬼岩城、魔界大冒険といった名作の数々にわくわくどきどきし、のび太たちの冒険への羨望から来たものだったに違いありません。
藤子・F・不二雄先生は間違いなく、僕に創作者へのあこがれを最初に抱かせてくれた方です。
ドラえもんは不世出の天才が遺した偉大な宝であり、それを守り継いできた数多の素晴らしいクリエイターたちの末席に加われるのならこんなに名誉なことはありません。
また冒険に出ようと決め、あの頃の僕らと、今の子供たちのために一生懸命書きました。
皆さんものび太やドラえもんたちと一緒に、大空の大冒険に出て、わくわくどきどきしてもらえたらうれしいです。

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