7月8日、奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃され、67歳で亡くなった安倍晋三元首相。治療にあたったのが橿原市にある、奈良県立医科大学附属病院だ。

 だが一時、SNSでは「クレーム」「クレームの電話」がトレンド入り。同病院に対し、クレームの電話が殺到したという噂が流れたからだ。

《言うとくけどなぁ!!!奈良医大にクレーム電話殺到してるらしいけど!!!やってること間違ってるからなぁ!!!!!!》

《奈良医大にクレーム電話って……日本人こんなにバカばっかだったの??》

 ネット上には、クレームについて非難する声が相次いだ。

 本当にクレームは殺到しているのか? 確認のため、奈良県立医科大学附属病院に電話すると、大学総務広報課長が対応してくれた。

――附属病院にクレームの電話が殺到しているというのは事実でしょうか?

「とくに現時点(7月9日13時)でも電話はないので、そういった事実は確認できません。医科大学と附属病院がありますけど、全学を上げて対応させていただきました」

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