岸田文雄政権になって初めて策定された「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太の方針)は、
成長に力点を置く内容となっている点で、おおむね評価したい。

骨太の方針は目玉に「人への投資と分配」を掲げた。中でも「安い日本」、特に低賃金の背景にあるとされる日本の雇用構造の転換に向けて
リカレント教育(学び直し)を促進するための環境整備を入れたことは大きい。

薬物犯罪防止の観点から厳しく規制される大麻に関しては「制度を見直し、大麻由来医薬品の利用等に向けた必要な環境整備を進める」と記した。
一文だけとはいえ、医療目的のみならず伝統文化、産業目的にも大いに普及できる道筋が開かれたといえる。
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