斬新な世界観が子供から大人までを魅了している人気TVアニメ「PUI PUIモルカー」(テレビ東京系)の新シリーズのタイトルが「PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL」に決まった。14日、公式HPで発表された。またこの日、ショートPVも公開され、ネットで早くも話題になっている。

このストップモーションアニメの舞台は、モルモットが車の役割を果たす世界。くりくりした目、丸いお尻、短い手足、とぼけた表情でトコトコと走り回る「モルカー」たちと人間たちの日常を描いたユニークな作品で、癒しと社会風刺が散りばめられている。モルカーひとつひとつは羊毛フェルトで作られ、声優は実際のモルモットが担当しているという。
2021年に子供向けバラエティー番組「きんだーてれび」(同局)で第1期の放送が開始されると、その斬新な世界観と愛らしいキャラクターなどで幅広い世代からの支持を獲得。その反響は国内にとどまらず、台湾でも人気になったほか、米NYタイムズでも注目の映像作品として紹介された。

「PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL」は10月から放送が始まる。舞台はドライビングスクール。第1期からの続投キャラクター「ポテト」たちが大騒動を起こし教習所に連れてこられ「教習モルカー」になり、
テーマパークのようなその教習所での新しい出会い、ドライバーとの絆、試練などが描かれるという。「ペーター」「ひー」「ふー」「みー」といった新キャラも登場する。

この日は、新作のスタッフ構成も発表された。前シリーズで監督を務めた見里朝希さんが原案・スーパーバイザーを担当。監督は前作の制作スタッフ・小野ハナさんが務める。2人による対談動画Vol.1も公開された。

新シーズンの一部が明らかになり、ネットには「楽しみー!」「10月まで生きる理由ができた」「あの伝説の集団幻覚をまた見れる日が来るとは!」といった歓喜の声が殺到。新作の設定にツッコむファンも少なくなく、
「モルカーの世界では交通ルールなんてあってないようなもんなのにちゃんと教習所あったんだ」「『第一期でヤンチャしすぎて教習所で再教育』という説が出てたけど…」「教習所でワンクール作るの正気の沙汰ではない」などの書き込みも寄せられた。