脳科学者の茂木健一郎氏(59)が14日、ツイッターを更新。ボクシングのタトゥー問題に言及した。

13日に行われたWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで王者の井岡一翔が白の塗装でタトゥーを隠し、フィリピンの挑戦者が胸のタトゥーを隠さずにリングに立った。現行のJBCルールでタトゥー禁止のルール適用は日本人選手に限られたもので、一方が隠し、一方がタトゥーを出したままの状態で試合をすることに違和感があり、日本ボクシングコミッション(JBC)がタトゥーへの対応に苦慮している。

茂木氏はこれに「なぜ愚かな偏見に社会全体が合わせなければならないのか?」という日本の現状を疑問視。

さらに海外と比較し、ボクシング以外でもタトゥーがタブー視されている日本社会について「恥ずかしい。温泉やプールも同じこと」とつづった。

茂木氏の意見にフォロワーからは「日本では昔から罪人、ヤクザの象徴になっている」「ルールなら守るべき」「刺青の有り無しで何人も差別されてはならない」「全く同じ意見」など賛否両論が巻き起こっている。