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 来年のアジアカップ開催招致を日本は断念する見込みとなった。

 日本サッカー協会の須原清貴専務理事は14日の理事会後のオンライン会見で、中国が新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催権を返上したアジアカップの誘致について言及。「アジアカップの開催につきましては、AFC(アジアサッカー連盟)の回答期限が明日(15日)になっている。これまでも関係各所でいろんな議論、検討を重ねてきている。現時点では、結構厳しそうかなというのが私どもの見解です。最終結果は明日だが、現状のところなかなかいろいろな条件からしてみると、厳しいかなという情勢であることはお伝えしておきます」と説明し、立候補は見送ることが確実となった。

 アジアカップの開催を巡っては以前に田嶋会長が準備期間の短さなどを指摘していた。13日に行われた東アジアE―1選手権のメンバー発表会見でも反町技術委員長が「検討しているが可能性は高くない」と語っており、日本協会として招致しない方針が固まった。

 すでに韓国が正式に立候補を表明しており、他国は関心を寄せつつも二の足を踏んでいることからこのまま韓国開催となる可能性が高まっている。