今月11日の夜、静岡県浜松市の航空自衛隊浜松基地の周辺を飛行していた練習機の操縦席に、レーザー光線とみられる光が照射されていたことが関係者への取材で分かりました。警察は自衛隊からの通報を受けて、威力業務妨害の疑いを視野に捜査することにしています。

関係者によりますと、今月11日の夜、航空自衛隊浜松基地に所属する「T-400練習機」が基地周辺の上空を飛行していた際に、レーザー光線とみられる光を照射されました。

光は緑色で、操縦席に向かって当てられたということです。

当時、練習機は夜間飛行訓練中で、操縦席には隊員2人が乗っていましたが、今のところ健康被害は確認されていないということです。

警察は航空自衛隊からの通報を受けて、威力業務妨害の疑いを視野に捜査することにしています。