マハチカラ、ダゲスタン共和国、9月26日(AP)― ウクライナのゼレンスキー大統領は9月26日、ウクライナでの劣勢を立て直すためにロシアがロシアが行っている動員は、「戦えないロシア軍」を暗に認めている証拠だと述べたが、西側各国の間では、招集逃れのロシア人を受け入れるか、追い返すかで意見が別れているという。

 動員はロシア国内各地抗議行動を引き起こし、25日には新たな反戦デモが行われた。

 北コーカサスにある最貧共和国のひとつダゲスタンのエンジレイでは、プーチン大統領の動員令に抗議して、主要道路を封鎖した100人以上のデモ参加者を解散させようと、治安部隊が発砲した。ロシアメディアが報じた。

 また首都のマハチカラでは、数十人の女性が「戦争反対!」と口々に唱え、「ウクライナを攻撃したのはロシアだ」と警察と口論する女性もいた。

 ここ数日、ロシア各地で同様のデモが行われ、少なくとも2000人が逮捕され、当局に連行されたデモ参加者の多くには、その場で召集令状が出された。

 クレムリンは近々、戦闘年齢に達した男性の出国を禁止する可能性があると報じるロシアメディアもあり、より多くの招集忌避者が国外に脱出しようとしている。

9/26(月) 17:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1006c29bb2f711dda34660349def4fb0474e01e9

ウクライナ侵攻をめぐりロシアが部分的な動員令を出したことを受け、ロシア南部のダゲスタン共和国では動員に抗議するデモが行われ、およそ120人が拘束されました。

空に向けて威嚇射撃する治安部隊。ダゲスタン共和国では各地で動員に反対するデモが行われました。市民らが道路をふさぐなどして警官隊と衝突し、地元メディアによりますと、およそ120人が拘束されました。

★5